ライト級タイトルマッチ:ホベルト・サトシ・ソウザ vs. イルホム・ノジモフ
サトシと対戦予定だった野村駿太は練習中に負傷し、左膝前十字靱帯損傷・左大腿骨骨挫傷・左膝外側側副靱帯損傷で全治3ヶ月〜6ヶ月とのこと。
もともと9月に組まれていたカードだが、その時は野村が試合での負傷で流れていた。その時も「時期尚早だと思っていたので、流れたのは野村にとってむしろプラス」と思ったが、今回も同じ感想。ATT所属になったと言っても、3ヶ月程度で効果は出ないだろうし、時間をかければもっと野村に期待感が持てるカードになる。あと1~2戦挟んで、来年大晦日くらいでいいのでは。
代わりに決まったのがノジモフ。もともとベイノア戦でライト級に出場予定だったとはいえ、本来フェザー級。昨年のケラモフと同様、一方的な試合になるのは避けられないか。
しかし、元のベイノア戦がまったくノレないカードだったので、この組み合わせになって良かった。ノジモフがライト級に転向するならともかく、フェザー級のまま階級上でトップ選手でもないベイノアと対戦する意味がまったくわからなかったので。ノジモフの実力をアピールするカードなら、同じ階級同士で組めばいい。仮に直前で減量が間に合わないなどの事情があるとしても、フェザー級ファイター同士で組むべき。
ベイノアと対戦するのはRIZIN3連敗中・11月にヌルハン・ズマガジーに秒殺されたヤン坊。年末は家族旅行の予定だったとのことで、まったく準備ができていない状況だが、もうRIZINに呼ばれるかどうか微妙な戦績なので、それくらいの不利なオファーでも受ける以外にない。ベイノア vs. ノジモフに比べれば勝負論はあるカード。
フアン・アーチュレッタ欠場により相手がいない新居すぐるのカードはまだ未定。DEEPレベルの選手で良ければ、出場アピールしている選手には事欠かないし、別に誰でもいいのでは?と思うが、もっと話題性のあるカードを組もうとしているのだろうか。アーチュレッタが出られないなら、新居のカード自体、そこまで必要だとも思わないが。