どのホストでも WP Mail SMTP を設定する方法 (究極ガイド)

WordPress サイトに WP Mail SMTP を設定しますか？

WP Mail SMTPは、シンプルなメール転送プロトコル（SMTP）を使用してWordPressメールを簡単に送信できる、最高のWordPress SMTPプラグインです。これにより、メールがユーザーの受信トレイに届き、スパムフォルダに入らないようになります。

この記事では、どのホストまたはサードパーティのSMTPサービスでも簡単にWP Mail SMTPを設定する方法をご紹介します。

これは長い記事なので、目次を追加しました。探しているものがわかっている場合は、リンクをクリックしてそのセクションにジャンプできます。

• WP Mail SMTPとは何ですか、そしてWordPressメールの送信にそれが必要なのはなぜですか？
• ホスティングSMTPサーバー vs. サードパーティSMTPサーバー – どちらを使うべきか？
• WP Mail SMTPのインストールと設定
• Bluehost で WP Mail SMTP を設定する
• SiteGroundでのWP Mail SMTPの設定
• HostGatorでWP Mail SMTPを設定する
• WP Mail SMTP の設定方法（DreamHost）
• InMotion HostingでのWP Mail SMTPの設定
• GoDaddy で WP Mail SMTP を設定する
• iPageでWP Mail SMTPを設定する
• GreenGeeksでのWP Mail SMTPの設定
• JustHostでのWP Mail SMTPの設定
• サードパーティ製メールサービスでWP Mail SMTPを設定する
• メールに最適なWordPressガイド

WP Mail SMTPとは何ですか、そしてWordPressメールの送信にそれが必要なのはなぜですか？

WP Mail SMTP は、市場で最高の WordPress SMTP プラグインです。これにより、すべての WordPress メールを SMTP サーバー経由で送信できます。

WordPressサイトを設定すると、WordPressからメールが届いていないことに気づくかもしれません。これには、WordPress通知メールや、WordPressコンタクトフォームプラグインからのメールが含まれます。

メールが届かない主な理由は、WordPressがメール送信にPHPのmail関数を使用しているためです。

ほとんどのWordPressホスティング会社は、この機能を適切に設定しておらず、一部は悪用を防ぐために無効にしています。

この問題を最も簡単に解決するには、WordPressのメール送信にSMTPを使用することです。

SMTP は「Simple Mail Transfer Protocol」の略で、メールを送信するためのほぼ標準的な方法です。メールを送信するには、メールサーバーにログインする必要があります。これにより、ホスティングサーバーの悪用が防止され、メールの配信可能性が向上します。つまり、あなたとあなたのユーザーはすべての WordPress メールを受信できるようになります。

ホスティングSMTPサーバー vs. サードパーティSMTPサーバー – どちらを使うべきか？

ほとんどのWordPressホスティング会社は、独自の無料ビジネスメールアドレスを提供しており、それをドメイン名で使用できます。

WordPress ウェブサイト用に別のメールアドレスを設定することをお勧めします。support@example.com や info@example.com のようなものであれば何でも構いません。

ただし、WordPressホスティングプロバイダーはメール送信を専門としていません。彼らのSMTPサーバーは基本的であり、送信できるメールの数に厳しい制限があります。

小規模ビジネスのウェブサイトやブログを運営している場合、ホスティングプロバイダーの SMTP サーバーで問題ないでしょう。

一方で、オンラインストアや会員制ウェブサイトを運営している場合、メールはビジネスにとって非常に重要になります。顧客が重要なメール通知を確実に受信トレイに届けられるようにしたいはずです。

ここでサードパーティの SMTP サービスプロバイダーが必要になります。これらの会社は、トランザクション SMTP やニュースレターのいずれであっても、スパムフィルターをトリガーすることなく大量のメールを安全に送信することを専門としています。

ほとんどのオンラインビジネスには、SendLayer、Brevo、またはSMTP.comの使用をお勧めします。これらは手頃な価格で、ビジネスの成長に合わせて拡張できます。

詳細については、最高の SMTP サービスプロバイダー に関する記事をご覧ください。

メール配信方法を選択したら、次のステップはWordPressウェブサイトをメールサーバーに接続することです。

ここで WP Mail SMTP プラグインが登場します。SMTP 認証情報を入力することで、SMTP 経由で WordPress のメールを送信できるようになります。

WP Mail SMTPはWordPressで最も人気のあるSMTPソリューションであり、現在300万以上のウェブサイトで使用されています。これはWPFormsと同じチームによってメンテナンスされています。

無料のWP Mail SMTP lite版もあり、これは完全に機能し、任意のWordPressホスティング会社またはサードパーティのSMTPサービスプロバイダーで使用できます。

WP Mail SMTPプラグインのプロバージョンは、すべての主要なSMTPサービスプロバイダーをサポートしており、メールアカウントを提供するあらゆるWordPressホスティング会社で動作します。

また、メールログ、メールコントロール、優先サポート、ホワイトグローブセットアップなどの強力な機能も備えています。

詳細については、完全なWP Mail SMTP レビューをご覧ください。

WP Mail SMTPのインストールと設定

まず最初に行うべきことは、WP Mail SMTP プラグインをインストールして有効化することです。詳細については、WordPress プラグインのインストール方法のステップバイステップガイドをご覧ください。

アクティベートすると、セットアップウィザードが表示されます。手動でWP Mail SMTPを設定する方法を説明するので、スキップしても構いません。

「ダッシュボードに戻る」をクリックするだけです。

次に、WordPressダッシュボードからWP Mail SMTP » 設定ページにアクセスして、プラグインの設定を構成する必要があります。

WP Mail SMTPを使用するには、SMTP設定を入力する必要があります。設定の最初の部分は、ホスティング会社に関係なく同様です。次のフィールドが含まれます。

• メール元 – このメールアドレスは、すべてのWordPressメールを送信するために使用されます。
• 送信者名 – この名前はメール送信に使用されます。ウェブサイトのタイトルを使用することをお勧めします。
• 差出人 – 配信通知またはバウンスメッセージを受信するには、このボックスをチェックしてください。
• メーラー – ホストのSMTPサーバーを使用してメールを送信するため、ここでは「その他のSMTP」を選択する必要があります。

注意：サードパーティのメーラーを使用したい場合は、このガイドに従ってGmail SMTP経由でWordPressメールを送信してください。同様のガイドとして、Brevo SMTP設定もあります。

ホストを使い続けたい場合は、「その他のSMTP」を選択し、ホスティング会社が提供するSMTPサーバー設定を入力する必要があります。

• SMTPホスト – ホスティング会社から提供されたSMTPホストアドレス。
• 暗号化 – メールサーバーがメールを送信するために使用する暗号化方法。通常はTLSです。
• SMTPポート – 送信メールサーバーが使用するポート。
• 自動 TLS – この設定はオンにしてください。
• 認証 – オンにする必要があります。
• SMTP ユーザー名 – 通常、メール送信に使用しているメールアドレスです。
• SMTPパスワード – メールを送信するために使用しているメールアカウントのパスワード。ここにSMTPパスワードを保存することは推奨しません。代わりに、パスワードはwp-config.phpファイルに保存する必要があります。

これらの設定は、任意の SMTP サーバーに接続するために必要です。ただし、WordPress ホスティング会社によって値が異なる場合があります。

さまざまなホスティング会社で WP Mail SMTP プラグインを設定する方法を見てみましょう。

Bluehost で WP Mail SMTP を設定する

Bluehost は世界最大級のホスティング会社であり、WordPress ホスティングプロバイダーとして公式に推奨されています。

Bluehostは、WordPressブログを始める方や小規模ビジネスウェブサイトを作成するすべての方におすすめです。

ここに、WP Mail SMTPをBluehost SMTPサーバーに接続するために使用するSMTP設定があります。

• SMTP ホスト – mail.example.com
• 暗号化 – TLS
• SMTP ポート – 587
• SMTPユーザー名 – あなたのメールアドレス（例：wordpress@example.com）
• SMTPパスワード – メールアカウントのパスワード

example.com をご自身のドメイン名に置き換えるのを忘れないでください。完了したら、「設定の保存」ボタンをクリックして変更を保存することを忘れないでください。

SiteGroundでのWP Mail SMTPの設定

SiteGroundは、もう1つの人気のWordPressホスティング会社です。彼らは優れた共有、マネージド、およびWooCommerceホスティングサービスを提供しています。

WP Mail SMTP を SiteGround サーバーに接続するために使用する SMTP 設定は次のとおりです。

• SMTP ホスト – mail.example.com
• 暗号化 – TLS
• SMTP ポート – 587
• SMTPユーザー名 – あなたのメールアドレス（例：wordpress@example.com）
• SMTPパスワード – メールアカウントのパスワード

HostGatorでWP Mail SMTPを設定する

HostGatorは、もう一つの人気のWordPressホスティング会社です。WPBeginnerはHostGatorでホストされており、10年以上利用しています。

以下は、WP Mail SMTPをHostGatorサーバーに接続するために使用するSMTP設定です。

• SMTP ホスト – full.servername.com
• 暗号化 – SSL
• SMTPポート – 465
• SMTPユーザー名 – あなたのメールアドレス（例：wordpress@example.com）
• SMTPパスワード – メールアカウントのパスワード

SMTPホストとしてドメインを使用する代わりに、サーバー名を使用していることに気づくでしょう。サーバー名はcPanelホスティングダッシュボードで見つけることができます。

cPanelにログインするだけで、右側の列の下部にあるサーバー名全体が表示されます。

WP Mail SMTP の設定方法（DreamHost）

DreamHost は人気の WordPress ホスティング会社です。1997年（WordPress、Google、Facebookよりもずっと前）から存在しており、共有 WordPress ホスティング、マネージド、VPS ホスティングプランを提供しています。

WP Mail SMTP を DreamHost サーバーに接続するために使用する SMTP 設定は次のとおりです。

• SMTP ホスト – full.servername.com
• 暗号化 – SSL
• SMTPポート – 465
• SMTPユーザー名 – あなたのメールアドレス（例：wordpress@example.com）
• SMTPパスワード – メールアカウントのパスワード

Dreamhostではドメイン名をメールサーバーとして使用しないことに気づくでしょう。代わりに、メールを管理するために異なるサーバーを使用しており、お使いのホスティングアカウントで使用されているサーバーを特定する必要があります。

DreamHostホスティングパネルにログインし、次にサポート » データセンターページに移動することで、これを行うことができます。ここから、メールサービスセクションまでスクロールダウンする必要があります。

ドメイン名の横にある「詳細」列に、メールクラスターの名前が表示されます。

次に、DreamHostのメール設定ページにアクセスし、「メールホスト名（クラスター）名の見つけ方」セクションまでスクロールダウンしてください。

ここで、メールクラスターを表の名称と照合し、その横にある送信サーバーアドレスをコピーできます。

InMotion HostingでのWP Mail SMTPの設定

WP Mail SMTPをInMotion Hostingサーバーに接続するために使用するSMTP設定は次のとおりです。

• SMTP ホスト – server##.inmotionhosting.com
• 暗号化 – SSL
• SMTPポート – 465
• SMTPユーザー名 – あなたのメールアドレス（例：wordpress@example.com）
• SMTPパスワード – メールアカウントのパスワード

SMTP ホストフィールドでは、## をサーバー番号に置き換える必要があります。

cPanelダッシュボードにログインし、「アカウント技術詳細」アイコンをクリックすると、これを見つけることができます。

GoDaddy で WP Mail SMTP を設定する

GoDaddyは世界で最も人気のあるドメイン名レジストラであり、2200万人以上の顧客のために8400万以上のドメイン名を管理しています。また、さまざまなホスティングプランも提供しています（詳細は、ドメイン名とウェブホスティングの違いに関する記事をご覧ください）。

WP Mail SMTPをGoDaddy共有ホスティングプランに接続するために使用するSMTP設定は以下の通りです。

• SMTP ホスト – mail.example.com
• 暗号化 – TLS
• SMTP ポート – 587
• SMTPユーザー名 – あなたのメールアドレス（例：wordpress@example.com）
• SMTPパスワード – メールアカウントのパスワード

iPageでWP Mail SMTPを設定する

WP Mail SMTP を iPage ホスティングサーバーに接続するために使用する SMTP 設定は次のとおりです。

• SMTPホスト – smtp.ipage.com
• 暗号化 – TLS
• SMTP ポート – 587
• SMTPユーザー名 – あなたのメールアドレス（例：wordpress@example.com）
• SMTPパスワード – メールアカウントのパスワード

GreenGeeksでのWP Mail SMTPの設定

WP Mail SMTPをGreenGeeksに接続するために使用するSMTP設定は次のとおりです。

• SMTP ホスト – mail.example.com
• 暗号化 – SSL
• SMTPポート – 465
• SMTP ユーザー名 – メールアドレス (例: wordpress@example.com)
• SMTPパスワード – メールアカウントのパスワード

JustHostでのWP Mail SMTPの設定

WP Mail SMTP を JustHost に接続するために使用する SMTP 設定は次のとおりです。

• SMTP ホスト – mail.example.com
• 暗号化 – SSL
• SMTPポート – 465
• SMTPユーザー名 – あなたのメールアドレス（例：wordpress@example.com）
• SMTPパスワード – メールアカウントのパスワード

サードパーティ製メールサービスでWP Mail SMTPを設定する

一部の マネージド WordPress ホスティング会社 では、ホスティングプランに電子メールサービスが含まれていません。そのため、電子メールを送信するにはサードパーティの SMTP サービスプロバイダーを使用する必要があります。

WP Mail SMTPは、SendLayer、Gmail/Google Workspace、Microsoft OutlookおよびOffice 360、Brevo（旧Sendinblue）、SMTP.comなど、複数の一般的なメーリングサービスをサポートしています。

メーラーサービスをクリックするだけで、プラグインに必要な情報が表示されます。

詳細については、WordPressメールの送信に無料SMTPサーバーを使用する方法に関するチュートリアルをご覧ください。

この記事が、あらゆるホストでWP Mail SMTPを設定する方法を学ぶのに役立ったことを願っています。また、サイトでのメール使用に関するその他のWordPressガイドも確認することをお勧めします。

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