【住之江ボート 16日開幕 SGグランプリ「金冠への道」】佐藤隆太郎 緊張感を楽しむ

[ 2025年12月13日 10:00 ]

佐藤隆太郎
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 3年連続の開催となるボートレース住之江のSG「第40回グランプリ」は16~21日の6日間で覇を競う。大一番を前に、今年もGP戦士18人に特別連載「金冠への道」で意気込みを聞く。

▽佐藤隆太郎(3位、初出場)

 新風を起こした。SG開幕戦の若松クラシックで、ポールポジションでの初優出を決めると、プレッシャーをはねのけてトップS逃げ切り快勝。SGウイナーの仲間入りを果たし、新境地に入った。

 快進撃はこれで終わらない。まるがめオールスターでも堂々の押し切りでSG連覇を達成!!エンジン抽選で最後に残っていたエース格のエンジンを味方につけて、最終日まで主役を全うした。この時点で獲得賞金は1億円を突破、グランプリ出場を確定的とした。

 「いいエンジンをしっかり出せて、予選も失敗なく走れたことで優勝につなげられました。SGを獲れない人もいる中で、自分が獲れる方にいるんだと思えました」

 賞金レースを独走、引っ張ってきたが好事魔多し、順調にきていた中で2度のスタート事故を犯して失速。1位の座は明け渡した。来年の芦屋周年(1月12~17日)の後、60日間の休みに入る。

 「でも、グランプリはみんな(Fを)切れないので、あまり変わらないと今は思っています」と、そこも意に介さない。

 住之江はデビュー初優出の場で相性も良く、イメージトレーニングもバッチリできている。

 「緊張感を含めて楽しみです。勝っている自分を、よりしっかりとイメージして、住之江に行けるようにしたい」

 隆盛を極めた今年の上半期。2025年最後も頂点をつかみ最高の輝きを放て。

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