カーリングのミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選第12日は17日、カナダのケロウナで混合ダブルスの1次リーグが行われ、A組で日本の小穴桃里、青木豪組は3位に終わり、五輪出場を逃した。混合ダブルスは五輪に採用されて3大会目で、日本の初出場はならなかった。
日本の最終戦はオーストリアの棄権で不戦勝となり、5勝2敗。チェコが韓国を9―3で下し、6勝1敗で並んだ両国が18日のプレーオフに進んだ。(共同)
◆青木豪の話「悔しいという言葉しか出てこない。足りなかったところがあるということ。一緒に戦ってくれた桃里さんを誇りに思う。この経験を糧に成長したい」
◆小穴桃里の話「2敗してしまったのは自分たちの実力。戦ってきた日本のペアの思いも連れて、五輪に行きたかった。全力は尽くしたが悔しい」
◆日本カーリング協会・小笠原歩コーチの話「五輪でもメダルを期待できるペアだった。2敗は日本代表としての国際大会での経験の少なさが出た。日本の強化体制の整備が必要と感じた」