京都南座「吉例顔見世興行」、人間国宝から若手まで持ち味発揮
京都南座「吉例顔見世興行」、人間国宝から若手まで持ち味発揮
京都南座は八代目尾上菊五郎と六代目菊之助襲名披露を謳(うた)う吉例顔見世興行。国宝から若手までが各々(おのおの)持ち味を発揮。中でも菊五郎をはじめとする40〜50代の俳優たちの充実ぶりが際立つ。
夜の部の披露演目「弁天娘女男白浪」では彼らが顔を合わせる。菊五郎は整った容姿に台詞(せりふ)回しの巧(たく)みさが加わり、弁天小僧菊之助を自家薬籠中の物としている。女から男への変わり目の鮮やかさに、若さ…




























