愛知県、12月補正1484億に 物価高騰支援を手厚く

愛知県は15日、県議会の12月定例会に1288億円の補正予算を追加提出すると発表した。すでに提出済みの分と合わせて12月補正の総額は1484億円になる。食材や燃料などの価格上昇の影響を受ける医療・福祉施設や学校、中小事業者に対する支援を充実させる。
同日に記者会見した大村秀章愛知県知事は「コメ価格の急騰を踏まえて食材費への支援、厳しい経営状況を踏まえて医療機関などへの支援を手厚くする」と話した。県は6月の補正予算でも物価高支援を実施しており、今回の補正予算で支援期間や対象を広げる。
病院や薬局といった医療機関に対しては、新たに資材などの高騰に対する支援を実施する。中小企業の賃上げを後押しするため、ソフトウエアなどデジタルツールの導入経費の支援も始める。12月定例会は18日まで開かれる予定。












