鳥取の11月末ズワイガニ水揚げ、豊漁で金額下がる 県まとめ

鳥取県はズワイガニの2025〜26年の漁が11月6日に解禁されたのを受け、同月末までの水揚げ概況をまとめた。県内3港合計の水揚げ数量は24年の同時期に比べて14%増の319トン、水揚げ金額は6%減の9億9800万円だった。長年の資源管理により豊漁となり、需給逼迫感が薄れ価格は下落した。
鳥取で「松葉がに」と呼ばれる雄の水揚げ量は69%増の134トン、金額は10%減の5億8600万円だった。1キロあたりの単価は4400円で47%減と大幅に下がった。雄より小さく鳥取では味噌汁の具材に重宝される「親がに」は水揚げ量が8%減の185トン、金額が2%増の4億1200万円。
松葉がにの中で県認定の最高級ブランド「五輝星(いつきぼし)」は期間中に61匹が水揚げされた。合計金額は695万円で1匹あたりの平均単価は11万4000円となっている。













