金沢工大、半導体コンソーシアムのフォーラム 学生など180人参加
金沢工業大学(石川県野々市市)は16日、北陸半導体コンソーシアムの2回目となるフォーラムを開いた。大阪公立大学や東北大学の教授が学生などに半導体の現状や役割を伝えた。コンソーシアムには大学や高専といった教育機関のほか、TOPPANホールディングス(HD)やKOKUSAI ELECTRICなどの企業を含む計17団体が参加している。

コンソーシアムは8月、半導体産業に関わる人材の育成などを目的に設立された。2回目のフォーラムには対面とオンラインを合わせ、約180人が参加した。東北大学の遠藤哲郎教授はエネルギー効率を高めた半導体の重要性などを解説した。
石川県の馳浩知事は閉会の挨拶で「半導体関連企業を誘致する観点でも人材育成は重要となる」と述べた。「石川県としても本腰を入れて人材育成に取り組む」と語った。
関連企業・業界












