尊富士(たけるふじ、25=伊勢ケ浜)は勝てば優勝だった嘉陽との一番は寄り倒しで完敗。

しかし、3敗で追っていた千代翔馬が敗れ、今年初場所以来2度目の十両優勝を決めた。「思った立ち合いじゃなかった。立ち合いがうまく合わなかった」と反省し、「ま、明日ですね。いい相撲をとりたい」と切り替えた。

今年初場所で十両優勝、続く春場所で110年ぶりの新入幕優勝を飾った。その後はけがで夏場所を全休、名古屋場所は途中出場も左大胸筋の負傷で2連勝後に休場した。4場所ぶりの皆勤で実力は示した。

本人の目標は十両優勝よりも幕内復帰。千秋楽に勝って13勝2敗とすれば、大きく可能性は広がる。番付を駆け上がる大の里最大のライバルとして。まずはその挑戦権をつかむ。

◆尊富士 本名石岡弥輝也。青森県五所川原市出身。22年秋場所初土俵。184センチ、143キロ。得意は突き、押し。

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