朝日新聞社は報道と事業とその担い手の多様性を確保するため、2020年にジェンダー平等宣言を定めました。目標の達成に向け、22年にはジェンダー平等宣言+(プラス)を策定し、23年から進捗を報告しています。ジェンダー平等宣言+(プラス)は、女性リーダー育成をめざして「女性のいない会議をつくらない」「部門別に女性登用の数値目標を定めて達成する」という2つの目標を掲げ、現在地を見える化する3つの指標として「全社の部門をまたぐ会議の参加者の女性比率」「部門別職位別女性比率」「年収の男女比較」を定めています。2025年4月1日現在の進捗をご報告します。
指標1. 全社の部門をまたぐ会議の参加者の女性比率
部門をまたぐ会議とは :
参加者が複数の部門にわたり、年1回以上開催される、メンバーが固定された常設の会議を指す。調査対象は2025年5月1日現在で132の会議。全会議参加者の女性比率とは、すべての会議の参加者ののべ人数に占める女性の割合
テキスト版 全社の部門をまたぐ会議の参加者の女性比率(TXT:1KB)
指標2. 部門別・職位別の女性比率
2025年4月1日現在の各職位ごとの社員に占める女性の割合。「全管理職」とあるのは部長以上、次長、専門職を含めたポスト全体の中の女性の割合を、「部長以上」とあるのは部長以上の管理職に占める女性の割合を、「次長」とあるのは次長に占める女性の割合を示している
指標3. 年収の男女比較
社員の平均年齢(2024年4月1日現在)は男性49.1歳、女性41.8歳で、男性は年収水準の高い年代の人数が多いため、全体の年収差が大きくなっている。年収には時間外手当や家族手当が含まれ、子育て世代の年収差に影響を与えている。パート・有期雇用者は、産業医や高度技術職など様々な雇用形態の男女合わせて10人で比較している。