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電気自動車に「EV重量税」導入検討 重さに応じて追加課税、財務省

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笹山大志 田中奏子
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 財務省が、電気自動車(EV)の重さに応じて追加で課税する「EV重量税」の導入を検討していることがわかった。ガソリン税などを負担するエンジン車に対し、同じ道路を使うEVには「利用に応じた負担」がないのは不公平だとされてきた。与党の税制調査会が近く是非を判断する。

 EVはエンジン車よりも重い傾向があり、道路を傷めやすいとされる。インフラの維持・整備のためにも、相応の負担を求めるべきだとの指摘が出ていた。

 財務省の案は、EVや燃料電池車(FCV)などを対象に、車検時に支払う自動車重量税に上乗せして課税する。重いほど上乗せ額を大きくする。2トン以下は年6500円、2~2.5トン未満は1万9900円、2.5トン以上は2万4千円。軽自動車は一律3600円。

 基本的に車検は2年に1回の…

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    高橋真樹
    (ノンフィクションライター)
    2025年12月11日22時14分 投稿
    【視点】

    道路の修繕などを考慮して、自動車の重量に応じて税金を課すこと自体には何の問題もありません。既存の枠組みで足りなければ、改定する必要もあるでしょう。ただし、なぜ電気自動車(EV)だけなのか、という点には大きな疑問が残ります(「水素自動車も」と

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