最高賞を喜ぶ濱田さん(左端)=市内
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国際ペット専門学校金沢(新保本4丁目)の卒業生で、ペットの美容師「トリマー」として市内で働く濱田良江さん(28)は2日までに、トリマーの技術を競う全国大会で最高賞に輝いた。6回目の挑戦で念願の日本一となった濱田さんは「諦めずやってきて良かった」と笑顔で話した。
大会は東京ビッグサイトで開かれた「ジャパンケネルクラブ(JKC)第38回トリミング競技大会」で、濱田さんは一般部門に出場し、最高賞となる理事長賞を獲得した。
国際ペット専門学校金沢によると、地区予選を含めて毎年数万人が参加する大規模な大会で、同校卒業生が理事長賞を獲得するのは2回目。一般部門では地区予選を勝ち抜いた123人が、制限時間内に犬の毛をバリカンやはさみを使って整え、シルエットの美しさを競った。
専門学校時代に競技会に興味を持ち、研さんを重ねてきたという濱田さんは「なかなか優勝できなかったけど、毎回『次はもっと頑張ろう』という気持ちでやってきた。周りの助言があってこその日本一だと思う」と振り返った。