JP7504657B2 - Body pillow with massage body - Google Patents
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Description
本発明は、内部にマッサージ体を備える抱き枕に関する。 The present invention relates to a body pillow that has a massage body inside.
本発明の抱き枕においては、枕内部にマッサージ体(エアバッグ)を配置するが、枕内部にエアバッグを配置することは、特許文献1に開示されている。特許文献1の抱き枕は、棒状の抱き枕本体と、内部に配置される円柱状のエアバッグと、エアバッグの内部に充填される綿状繊維体と、エアバッグにエアを吸排気するエアポンプと、エアポンプの作動状態を制御する制御部とを備える。抱き枕本体は、低反発ウレタンなどのクッション性素材で形成されており、エアバッグの外面全体を覆っている。綿状繊維体は、マカロニ状の樹脂綿からなり、エアバッグ内のエアが排気された状態でも、エアバッグが収縮して萎びるのを防止することを目的として充填されている。エアポンプは、エアバッグに対して給気(4秒間)と排気(6秒間)を反復して行うように制御される。このように、一般的な成人の呼吸間隔(3.3~4秒)よりゆっくりした間隔でエアバッグを反復して膨縮させることにより、使用者に近親者と添い寝をしているかのような安心感やリラックス感を得ることができる。
In the body pillow of the present invention, a massage body (airbag) is placed inside the pillow, and placing an airbag inside the pillow is disclosed in
特許文献1の抱き枕によれば、抱き枕を抱いた状態で就寝することにより、使用者は、近親者と添い寝をしているかのような安心感やリラックス感を得ることができる。しかし、エアバッグは人間の呼吸作用を模して、ゆっくりした間隔で反復して膨縮しているに過ぎないうえ、エアバッグの全体が一定の間隔で膨縮するだけであるので、使用者に対する刺激が単調で、充分なマッサージ刺激を与えることはできない。また、使用者がマッサージ刺激を加えたいツボ(経穴)を適確に刺激するのが困難で、例えば、足裏や肩を局部的に刺激することはできない。
According to the body pillow of
本発明の目的は、使用者に対してリラックス感とマッサージ刺激を適確に付与できるマッサージ体を備える抱き枕を提供することにある。 The object of the present invention is to provide a body pillow equipped with a massage body that can provide the user with a sense of relaxation and massage stimulation in an appropriate manner.
本発明の抱き枕は、枕本体1と、枕本体1の内部に配置されるエアバッグ2と、加圧空気を生成してエアバッグ2に送給するエアポンプ3と、エアポンプ3の作動状態を制御する制御手段6とを備える。そして、枕本体1が、塊状の芯体9と、芯体9の周囲を覆う表面体11とを備え、エアバッグ2が、芯体9と表面体11との間に配置されていることを特徴とする。
The body pillow of the present invention comprises a
エアポンプ3とエアバッグ2を接続するエアチューブ5aが、芯体9の内部に設けたチューブ通路15に収容されている。
The
芯体9の表面にバッグ凹部16が凹み形成されている。エアバッグ2はバッグ凹部16に収容されて位置保持されている。
A
芯体9の周面複数個所に配置したエアバッグ2とエアポンプ3とが、分配器4と複数のエアチューブ5a~5fを介して接続されている。チューブ通路15が複数のエアチューブ5a~5fからなるチューブ群5を収容する集合通路15aと、集合通路15aから分岐されて個々のエアバッグ2に接続されるエアチューブ5a~5fを収容する分岐通路15bとで構成されている。
芯体9は、その中心軸線に沿って分割された複数の分割芯体9a・9bを接合して構成されている。チューブ通路15は複数の分割芯体9a・9bの接合部に形成されている。
The
集合通路15aの周面壁とバッグ凹部16の底壁との間の芯体9の厚み寸法D1が、バッグ凹部16の凹み深さD2より大きく設定されている。
The thickness dimension D1 of the
芯体9の周囲が中間軟質体10で覆われ、中間軟質体10の周囲が表面体11で覆われている。
The
芯体9および中間軟質体10は、それぞれ弾性フォーム材で形成されている。芯体9は、中間軟質体10より硬質の弾性フォーム材で形成されている。
The
表面体11の内部に袋状のバッグ保持体23が固定されて、バッグ保持体23の内部にエアバッグ2が収容されている。
A bag-
バッグ保持体23が複数の辺部を備えた多角形袋状に形成されて、ひとつの辺部が表面体11に固定されている。
The
表面体11は、外面の表生地11aと内面の裏生地11bを備えている。バッグ保持体23は裏生地11bを表生地11aに縫着してポケット状に形成されている。
The
バッグ保持体23が、バッグ凹部16に臨む表面体11の内側に配置されている。
The
芯体9の周囲が中間軟質体10で覆われ、中間軟質体10の周囲が防汚性に優れた表面体11で覆われている。
The
芯体9が柱状に形成されて、芯体9の長手方向の複数個所にエアバッグ2が配置されている。
The
芯体9が、柱状に形成したメイン芯体12と、メイン芯体12の一端に連続して折曲がるサブ芯体13を備えている。メイン芯体12とサブ芯体13の内隅側にエアバッグ2が配置されている。
The
芯体9が、柱状のメイン芯体12と、メイン芯体12の両端から互いに逆向きに折れ曲がる2個のサブ芯体13を備えている。メイン芯体12と、両サブ芯体13・13の内隅側にそれぞれエアバッグ2が配置されている。
The
メイン芯体12の両端に設けた2個のサブ芯体13・13の一方の内部に、エアポンプ3が配置されている。
An air pump 3 is placed inside one of the two
エアポンプ3が配置されている側のサブ芯体13の端面に、エアポンプ3および分配器4の作動状態を制御する操作スイッチが露出されている。ここでの操作スイッチは、電源スイッチや、運転モードスイッチなどを意味し、少なくとも電源をオンオフする電源スイッチを含む。
Operation switches that control the operating state of the air pump 3 and the
上下のサブ芯体13・13とメイン芯体12の間の内隅部分、および/または隣接するエアバッグ2の間にヒーター17が配置されている。
制御手段6でエアポンプ3および分配器4の作動状態を制御して、各エアバッグ2の膨縮パターンをランダムに変化させる。
The control means 6 controls the operating state of the air pump 3 and the
本発明においては、抱き枕が枕本体1と、エアバッグ2と、エアポンプ3、および制御手段6を備えるようにした。また、枕本体1は塊状の芯体9と、芯体9の周囲を覆う表面体11を備えるようにし、芯体9と表面体11の間にエアバッグ2を配置するようにした。こうした抱き枕によれば、使用者が枕本体1を抱いた状態でエアバッグ2を膨縮させることにより、表面体11に密着している体表面にマッサージ刺激を適確に付与できる。また、枕本体1の抱き位置を変更することにより、使用者が希望する体表面にマッサージ刺激を付与し、あるいはエアバッグ2の膨縮強さや膨縮間隔などを制御手段6で調整することにより、使用者の好みに応じたマッサージ刺激を付与できる。従って、従来の抱き枕に比べて、使用者に対してリラックス感に加えてマッサージ刺激を適確に付与できる抱き枕を提供できる。
In the present invention, the body pillow comprises a
エアポンプ3とエアバッグ2を接続するエアチューブ5aは、芯体9の内部に設けたチューブ通路15に収容するようにした。こうした抱き枕によれば、枕本体1が使用者によって大きく曲げ変形され、あるいは部分的に押圧変形されるような場合でも、枕本体1に作用する外力を芯体9で受止めて、エアチューブ5aが押潰されるのを防止できる。従って、マッサージを行っている最中に、エアチューブ5aが押潰されてエアバッグ2の膨縮動作が中断されるのを確実に防止できる。また、芯体9の内部のチューブ通路15にエアチューブ5aが収容されるので、枕本体1が乱暴に扱われて、先鋭な他物が誤って芯体9に突き刺さるような場合でも、エアチューブ5aが破損するのを防いで、エアバッグ2が膨縮不能な状態に陥るのをよく防止できる。
The
芯体9の表面に凹み形成したバッグ凹部16にエアバッグ2が収容されていると、マッサージを行う際に、エアバッグ2が膨縮動作に伴ってずれ動くのをバッグ凹部16で規制して、エアバッグ2を所定位置に位置保持することができる。また、抱き枕が床面やソファーなどに載置されている不使用状態においても、エアバッグ2をバッグ凹部16と表面体11で挟持して、常に一定位置に位置保持できるので、枕本体1をいつも通りに保持してエアバッグ2を作動させることにより、使用者が望む体の部位のマッサージを適確に行うことができる。
When the
芯体9の周面複数個所に配置したエアバッグ2とエアポンプ3とが、分配器4と複数のエアチューブ5a~5fからなるチューブ群5を介して接続されており、チューブ通路15が、チューブ群5を収容する集合通路15aと、集合通路15aから分岐されて、個々のエアチューブ5a~5fを収容する分岐通路15bとで構成されていると、エアバッグ2とエアポンプ3をそれぞれ専用のエアチューブ5a~5fで無駄なく最短距離で接続できるうえ、各エアチューブ5a~5fを整然と配置して、各エアチューブ5a~5fが間違ったエアバッグ2に接続されるのを防止でき、全体として抱き枕の組立に要する手間と時間を削減できる。
The
芯体9が、その中心軸線に沿って分割された複数の分割芯体9a・9bを接合して構成され、チューブ通路15が複数の分割芯体9a・9bの接合部に形成されていると、例えばひとつの分割芯体9aにエアバッグ2、エアポンプ3、およびエアチューブ5a~5fなどを組み付けたのち、残っている分割芯体9bを先の分割芯体9aに組むことで、各部材を正しい姿勢で正しい位置に組むことができる。従って、芯体9の内部にエアバッグ2、エアポンプ3、およびエアチューブ5a~5fなどが配置されている抱き枕において、各部材を誰でもが正確に、しかもより少ない手間で組立てることができ、その分だけ組立時の生産性を向上できる。
When the
集合通路15aの周面壁とバッグ凹部16の底壁との間の芯体9の厚み寸法D1が、バッグ凹部16の凹み深さD2より大きく設定されていると、エアバッグ2より内側における芯体9の弾性変形可能な壁厚みを大きくして、枕本体1のクッション性を高めることができる。従って、抱き枕を単に抱き枕として使用するときの枕本体1の抱き心地が、エアバッグ2で損なわれるのを極力避けることができる。
When the thickness dimension D1 of the
芯体9の周囲が中間軟質体10で覆われ、中間軟質体10の周囲が表面体11で覆われていると、芯体9の周囲が表面体11で直接覆われている場合に比べて、中間軟質体10が弾性変形することで、抱き枕を使用するときの枕本体1の肌当りをソフトで心地よいものとすることができる。また、芯体9と中間軟質体10の間、および中間軟質体10と表面体11の間に形成される空気層によっても、枕本体1の肌当りをソフトで心地よいものとすることができる。
When the
芯体9および中間軟質体10が弾性フォーム材で形成され、芯体9が中間軟質体10より硬質の弾性フォーム材でされていると、膨張するエアバッグ2を芯体9で受止めて、エアバッグ2が内向きに膨張するのを抑制し、膨張動作を外向きに伝えることができる。従って、エアバッグ2の膨張動作を効率よく利用して、効果的なマッサージを行うことができる。また、エアバッグ2の膨縮動作の一部を中間軟質体10で吸収して、マッサージ刺激を柔和で優しい刺激にすることができる。
When the
表面体11の内部に袋状のバッグ保持体23が固定され、その内部にエアバッグ2が収容されていると、エアバッグ2を表面体11の所定位置に固定保持することができるので、膨縮するエアバッグ2が表面体11に対してずれ動くのを確実に防止できる。また、エアバッグ2を予め表面体11に固定されたバッグ保持体23に収容するだけの簡便な操作で、エアバッグ2を枕本体1の適正位置に正しく配置した状態で支持することができる。
When a bag-shaped
多角形袋状に形成したバッグ保持体23のひとつの辺部が表面体11に固定されていると、バッグ保持体23の複数の辺部が表面体11に固定されている場合に比べて、バッグ保持体23がエアバッグ2の膨張動作に追随して膨張する動きを円滑化して、エアバッグ2の膨縮動作を表面体11に適確に伝えることができる。従って、エアバッグ2によるマッサージ刺激を効果的に付与できる。因みに、バッグ保持体23の複数の辺部が表面体11に固定されている場合には、バッグ保持体23の膨張動作が表面体11に固定された複数の辺部によって拘束されるため、エアバッグ2の膨張に追随するときの膨張動作に遅れが生じぎこちない動作になりやすい。
When one side of the
表生地11aと裏生地11bを備える表面体11において、裏生地11bを表生地11aに縫着してバッグ保持体23がポケット状に形成されていると、エアバッグ2をポケット状のバッグ保持体23に収容するだけの簡便な操作で、エアバッグ2を枕本体1の適正位置に正しく配置した状態で保持することができる。また、エアバッグ2の膨張動作を表生地11aに直接伝えて、効果的にマッサージ刺激を付与できる。
In the
バッグ凹部16に臨む表面体11の内側にバッグ保持体23が配置されていると、エアバッグ2がバッグ保持体23で位置保持されることに加えて、バッグ凹部16によってもエアバッグ2を位置保持できる。従って、マッサージを行う際に、エアバッグ2が膨縮動作に伴ってずれ動くのをバッグ保持体23とバッグ凹部16とで規制して、エアバッグ2を所定位置に位置保持することができる。また、膨縮するエアバッグ2がバッグ保持体23から抜出ようとするのをバッグ凹部16で規制できる。
When the
芯体9の周囲が中間軟質体10で覆われ、中間軟質体10の周囲が防汚性に優れた表面体11で覆われていると、表面体11に汚れが付着したような場合でも、汚れをふき取るだけで除去して枕本体1を清潔な状態に保持できる。また、防汚性に優れた表面体11で芯体9および中間軟質体10の周囲を覆うので、芯体9や中間軟質体10が表面体11に付着した飲料や食品かすなどで汚されるのをよく防止できる。
When the
芯体9を柱状に形成し、芯体9の長手方向の複数個所にエアバッグ2が配置されていると、複数個所に配置したエアバッグ2の膨縮動作を受止めるように枕本体1を抱くことにより、体表面の複数個所を同時にマッサージでき、例えば胸とふくらはぎにマッサージ刺激を同時に付与できる。
When the
メイン芯体12とサブ芯体13とで芯体9を構成し、メイン芯体12とサブ芯体13の内隅側にエアバッグ2が配置されていると、サブ芯体13の内隅側に配置したエアバッグ2と、メイン芯体12に配置したエアバッグ2で、体表面の複数個所を同時にマッサージでき、例えば肩とふくらはぎのように離れた体表面にマッサージ刺激を同時に付与できる。
When the
柱状のメイン芯体12と、メイン芯体12の両端から互いに逆向きに折れ曲がる2個のサブ芯体13で芯体9を構成し、メイン芯体12と両サブ芯体13・13の内隅側にそれぞれエアバッグ2が配置されていると、サブ芯体13の内隅側に配置した複数のエアバッグ2と、メイン芯体12に配置したエアバッグ2で、体表面の複数個所を同時にマッサージでき、例えば肩と胸と足裏などの離れた体表面にマッサージ刺激を同時に付与できる。
The
メイン芯体12の両端に設けた2個のサブ芯体13・13の一方の内部に、エアポンプ3が配置されていると、エアポンプ3が配置されている側のサブ芯体13を下にして体表面を抱き枕に密着させることにより、エアポンプ3の重みを床やソファーの座面に受止めさせて、抱き枕を常に安定した姿勢に保持できる。従って、抱き枕に対する抱付き姿勢の変更を簡便に行えるうえ、エアポンプ3の重みを感じさせることなくマッサージ刺激を付与できる。
When the air pump 3 is placed inside one of the two sub-cores 13, 13 provided at both ends of the
エアポンプ3が配置された側のサブ芯体13の端面に、操作スイッチが露出させてあると、抱き枕を体表面に密着させてマッサージを行う際に、体の一部が誤って操作スイッチに接触してエアバッグ2の膨縮動作が停止し、あるいは使用者が設定した膨縮動作が異なる状態に切換るなど、操作スイッチが誤操作によって切換るのを極力避けることができる。
If the operation switch is exposed on the end face of the
上下のサブ芯体13・13とメイン芯体12の間の内隅部分、および/または隣接するエアバッグ2の間にヒーター17が配置されていると、エアバッグ2でマッサージ刺激を付与しながら、同時にヒーター17で身体を温めることができるので、抱き枕を使用するときの抱き心地とリラックス感を向上できる。また、抱き枕を抱きしめた状態では、枕本体1の内隅部分に配置されているヒーター17が使用者の肩や下腿などに密着しやすいので、ヒーター17の熱が無駄に放出されるのを避けて、使用者の身体を効果的に温めることができる。さらに、隣接するエアバッグ2の間にヒーター17が配置されているので、ヒーター17を作動させながらエアバッグ2を膨縮することで、ヒーター17に対して使用者の身体を近付けたり、遠ざけることが可能となり、温刺激と冷刺激を交互に付与するなど、多様な状態で身体を温めることができる。
If the
制御手段6でエアポンプ3および分配器4の作動状態を制御して、各エアバッグ2の膨縮パターンをランダムに変化させるようにしていると、枕本体1の複数個所に設けたエアバッグ2を、非同期的に膨縮させることができるので、使用者に付与されるマッサージ刺激を飽きのこないものとして、抱き枕の使用感を向上できる。
By controlling the operating state of the air pump 3 and
(実施例1) 本発明に係る抱き枕の実施例1を図1から図6に示す。本実施例における前後、左右、上下とは、図2および図3に示す交差矢印と、各矢印の近傍の前後、左右、上下の各表記に従う。 (Example 1) Example 1 of the body pillow according to the present invention is shown in Figures 1 to 6. In this example, the front, back, left, right, and top and bottom refer to the crossed arrows shown in Figures 2 and 3 and the notations for front, back, left, right, and top and bottom near each arrow.
図2において、抱き枕は枕本体1と、枕本体1の内部に配置される6個のエアバッグ(マッサージ体)2と、加圧空気を生成してエアバッグ2に送給するエアポンプ3および分配器4と、分配器4から導出される6個のエアチューブ5a~5fと、エアポンプ3および分配器4の作動状態を制御する制御手段6などで構成される。枕本体1は、柱状に形成される芯体9と、芯体9の周囲を覆う中間軟質体10と、中間軟質体10の周囲を覆う表面体11とを備える。
In FIG. 2, the body pillow is composed of a
芯体9は、上下に長い丸柱状のメイン芯体12と、メイン芯体12の両端から互いに逆向きに折れ曲がる2個のサブ芯体13とでS字状に構成されており、全体が高密度ウレタンフォームなどの高反発弾性フォーム(弾性フォーム材)で形成されている。図3に示すように、芯体9は、左右一対の分割芯体9a・9bを接合して構成されており、分割芯体9a・9bの接合面の間にエアポンプ3や分配器4などを収容する機器凹部14と、エアチューブ5a~5fを配置するためのチューブ通路15が形成され、分割芯体9a・9bの接合面に臨む外周面にエアバッグ2を収容するバッグ凹部16と、ヒーター17を収容するヒーター凹部18などが形成されている。メイン芯体12と各サブ芯体13の内隅部分には、サブ芯体13の弾性変形を容易化する隅凹部19が形成されている(図4参照)。なお、芯体9を構成する高反発弾性フォームは、使用者が抱き枕に弱い力で抱き着いた場合に、芯体9が沈み込む程度の弾性力(反発力)があればよい。
The
機器凹部14は、図2において下側に位置するサブ芯体13の内部に形成されており、バッグ凹部16は、下側のサブ芯体13の内隅側の上面と、メイン芯体12の前面の上下2個所と、メイン芯体12の後面の上下2個所と、上側のサブ芯体13の内隅側の下面の合計6個所に形成されて、エアバッグ2を位置保持している。ヒーター凹部18は、メイン芯体12に形成したバッグ凹部16と対向する4個所に形成されており、上端のヒーター凹部18と下端のヒーター凹部18は、メイン芯体12の表面からサブ芯体13の隣接隅部にわたって形成されている。
The
エアバッグ2とエアポンプ3は、分配器4と複数のエアチューブ5a~5fを介して独立した状態で接続されているので、必要に応じて各エアバッグ2を個別的に作動させることができる。図3に示すようにチューブ通路15は、芯体9中央に沿って形成されて、複数のエアチューブ5a~5fからなるチューブ群5を収容する集合通路15aと、集合通路15aから分岐されて、個々のエアバッグ2に接続されるエアチューブ5a~5fを収容する分岐通路15bとで構成されている。集合通路15aの周面壁とバッグ凹部16の底壁との間の芯体の厚み寸法D1は、バッグ凹部16の凹み深さD2より大きく設定されている。
The
中間軟質体10は、芯体9と同様に弾性フォーム材で形成するが、芯体9より軟質の低密度のウレタンフォームなどの低反発弾性フォームで断面円筒状に形成されている。このように、芯体9が中間軟質体10より硬質の弾性フォームで形成されていると、エアバッグ2に加圧空気が送給されるとき、膨張するエアバッグ2を芯体9で受止めて、エアバッグ2が内向きに膨張するのを抑制し、膨張動作を外向きに伝えることができる。従って、エアバッグ2の膨張動作を効率よく利用して、効果的なマッサージを行うことができる。また、エアバッグ2の膨縮動作の一部を中間軟質体10で吸収して、マッサージ刺激を柔和で優しい刺激にすることができる。
The intermediate
表面体11は、ポリウレタン製の合成皮革、あるいは起毛処理が施されたポリエステル製の織布などの、防汚性や肌触りに優れた生地で形成されており、全体が長い袋状に形成されて中間軟質体10、エアバッグ2、ヒーター17、および芯体9の外面を覆っている。
The
図1および図3において、エアバッグ2は内外方向へ膨張変形可能な四角形状の密封袋体からなり、全体がバッグ凹部16に収容されて位置保持されている。先に説明したようにエアバッグ2が外向きに膨張する状態では、図1に想像線で示すように中間軟質体10と表面体11が外向きに膨出変形するので、エアバッグ2の膨張の度合いや、膨張のタイミング、あるいは膨張の持続時間を多様に変化させることにより、多様なマッサージ効果を発揮できる。エアバッグ2が外向きに膨張する状態では、中間軟質体10と表面体11が外向きに膨出変形するのと同時に、芯体9が内向きに変形するが、その変形量は中間軟質体10および表面体11の変形量に比べて少ないものとなる。
1 and 3, the
図2に示すように、制御手段6はエアポンプ3に隣接配置されて、そのスイッチパネル22がサブ芯体13の前端面の外に露出されている。スイッチパネル22には、電源スイッチ(操作スイッチ)と、分配器4の分配動作を制御してエアバッグ2の膨縮動作を決定する運転モードスイッチ(操作スイッチ)と、ヒーター17をオンオフ操作するスイッチ(操作スイッチ)と、エアバッグ2の膨縮強さ(給気時間の調整)を変更できるスイッチ(操作スイッチ)と、エアバッグ2の膨縮間隔を調整するスイッチ(操作スイッチ)などが設けられている。これらのスイッチをオン操作することにより、エアポンプ3および分配器4の作動状態を制御して、各エアバッグ2の膨縮パターンをランダムに変化させながら、ヒーター17を必要に応じて作動させることができる(図5参照)。
As shown in FIG. 2, the control means 6 is disposed adjacent to the air pump 3, and its
運転モードスイッチは2種類あり、電源スイッチをオン操作したのち、一方の運転モードスイッチをオン操作するごとに、運転状態はランダム動作→全部のエアバッグ2が同期した状態で同時に膨縮動作→ストップ→ランダム動作・・を繰り返す。また、他方の運転モードスイッチをオン操作するごとに、6個あるエアバッグ2をひとつずつ順に膨縮させることができる。例えば、下側のサブ芯体13に設けたエアバッグ2が膨縮→メイン芯体12の下端側のエアバッグ2が膨縮→メイン芯体12の下から2番目のエアバッグ2が膨縮・・・上側のサブ芯体13に設けたエアバッグ2が膨縮→下側のサブ芯体13に設けたエアバッグ2が膨縮・・のように、膨縮させたいエアバッグ2を選択できる。
There are two types of driving mode switches. After turning on the power switch, each time one of the driving mode switches is turned on, the driving state repeats the following sequence: random operation → all
抱き枕を使用するときは図6(a)(b)に示すように、枕本体1のメイン芯体12を身体の前面に抱きかかえ、上側のサブ芯体13を肩にあてがい、メイン芯体12の下半分および下側のサブ芯体13に足を絡ませた状態でエアバッグ2を作動させ、エアバッグ2の膨縮動作を体表面に伝えてマッサージを行う。このとき、ヒーター17を作動させて身体を温めながらマッサージを行ってもよい。
When using the body pillow, as shown in Figures 6(a) and (b), the
以上のように、この実施例1においては、抱き枕を、枕本体1と、エアバッグ2と、エアポンプ3と、制御手段6とを備えるものとした。また、枕本体1は塊状の芯体9と、芯体9の周囲を覆う表面体11を備えるようにし、芯体9と表面体11の間にエアバッグ2を配置した。こうした抱き枕によれば、使用者が枕本体1を抱いた状態でエアバッグ2を膨縮させることにより、表面体11に密着している体表面にマッサージ刺激を適確に付与できる。また、枕本体1の抱き位置を変更することにより、使用者が希望する体表面にマッサージ刺激を付与し、あるいはエアバッグ2の膨縮強さや膨縮間隔などを制御手段6で調整することにより、使用者の好みに応じたマッサージ刺激を付与できる。従って、従来の抱き枕に比べて、使用者に対してリラックス感に加えてマッサージ刺激を適確に付与できる抱き枕を提供できる。
As described above, in this
エアポンプ3とエアバッグ2を接続するエアチューブ5a~5fを、芯体9の内部に設けたチューブ通路15に収容したので、枕本体1が使用者によって大きく曲げ変形され、あるいは部分的に押圧変形されるような場合でも、枕本体1に作用する外力を芯体9で受止めて、エアチューブ5a~5fが押潰されるのを防止できる。従って、マッサージを行っている最中に、エアチューブ5a~5fが押潰されてエアバッグ2の膨縮動作が中断されるのを確実に防止できる。また、芯体9の内部のチューブ通路15にエアチューブ5a~5fを収容したので、枕本体1が乱暴に扱われて、先鋭な他物が誤って芯体9に突き刺さるような場合でも、エアチューブ5a~5fが破損するのを防いで、エアバッグ2が膨縮不能な状態に陥るのをよく防止できる。
The
芯体9の表面に凹み形成したバッグ凹部16にエアバッグ2を収容したので、マッサージを行う際に、エアバッグ2が膨縮動作に伴ってずれ動くのをバッグ凹部16で規制して、エアバッグ2を所定位置に位置保持することができる。また、抱き枕が床面やソファーなどに載置された不使用状態においても、エアバッグ2をバッグ凹部16と表面体11で挟持して、常に一定位置に位置保持できるので、枕本体1をいつも通りに保持してエアバッグ2を作動させることにより、使用者が望む体の部位のマッサージを適確に行うことができる。
The
チューブ通路15を、チューブ群5を収容する集合通路15aと、集合通路15aから分岐されて、個々のエアチューブ5a~5fを収容する分岐通路15bとで構成したので、エアバッグ2とエアポンプ3をそれぞれ専用のエアチューブ5a~5fで無駄なく最短距離で接続できるうえ、各エアチューブ5a~5fを整然と配置して、各エアチューブ5a~5fが間違ったエアバッグ2に接続されるのを防止でき、全体として抱き枕の組立に要する手間と時間を削減できる。
The
芯体9を、その中心軸線に沿って分割された複数の分割芯体9a・9bを接合して構成し、チューブ通路15を複数の分割芯体9a・9bの接合部に形成したので、例えばひとつの分割芯体9aにエアバッグ2、エアポンプ3、およびエアチューブ5a~5fなどを組み付けたのち、残っている分割芯体9bを先の分割芯体9aに組むことで、各部材を正しい姿勢で正しい位置に組むことができる。従って、芯体9の内部にエアバッグ2、エアポンプ3、およびエアチューブ5a~5fなどが配置されている抱き枕において、各部材を誰でもが正確に、しかもより少ない手間で組立てることができ、その分だけ組立時の生産性を向上できる。
The
集合通路15aの周面壁とバッグ凹部16の底壁との間の芯体9の厚み寸法D1を、バッグ凹部16の凹み深さD2より大きく設定したので、エアバッグ2より内側における芯体9の弾性変形可能な壁厚みを大きくして、枕本体1のクッション性を高めることができる。従って、抱き枕を単に抱き枕として使用するときの枕本体1の抱き心地が、エアバッグ2で損なわれるのを極力避けることができる。
The thickness dimension D1 of the
芯体9の周囲を中間軟質体10で覆い、中間軟質体10の周囲を表面体11で覆ったので、芯体9の周囲が表面体11で直接覆われている場合に比べて、中間軟質体10が弾性変形することで、抱き枕を使用するときの枕本体1の肌当りをソフトで心地よいものとすることができる。また、芯体9と中間軟質体10の間、および中間軟質体10と表面体11の間に形成される空気層によっても、枕本体1の肌当りをソフトで心地よいものとすることができる。
The
芯体9の周囲を中間軟質体10で覆い、中間軟質体10の周囲を防汚性に優れた表面体11で覆ったので、表面体11に汚れが付着したような場合でも、汚れをふき取るだけで除去して枕本体1を清潔な状態に保持できる。また、防汚性に優れた表面体11で芯体9および中間軟質体10の周囲を覆ったので、芯体9や中間軟質体10が表面体11に付着した飲料や食品かすなどで汚されるのをよく防止できる。
The
芯体9を柱状に形成し、芯体9の長手方向の複数個所にエアバッグ2を配置したので、複数個所に配置したエアバッグ2の膨縮動作を受止めるように枕本体1を抱くことにより、体表面の複数個所を同時にマッサージでき、例えば胸とふくらはぎにマッサージ刺激を同時に付与できる。
The
メイン芯体12とサブ芯体13で芯体9を鉤状に構成し、メイン芯体12とサブ芯体13の内隅側にエアバッグ2を配置したので、サブ芯体13の内隅側に配置したエアバッグ2と、メイン芯体12に配置したエアバッグ2で、体表面の複数個所を同時にマッサージでき、例えば肩とふくらはぎのように離れた体表面にマッサージ刺激を同時に付与できる。なお、マッサージ刺激を同時に付与できるとは、体表面の異なる部位を同時にマッサージできると言う意味であって、複数のエアバッグ2を同期した状態で膨縮させるような制御を行うと言う意味ではない。つまり、複数のエアバッグ2をランダムに膨縮させ、あるいは複数のエアバッグ2を順に膨縮させる場合も、マッサージ刺激を同時に付与できるものに含まれることとする。
The
柱状のメイン芯体12と、メイン芯体12の両端から互いに逆向きに折れ曲がる2個のサブ芯体13で芯体9を構成し、メイン芯体12と両サブ芯体13・13の内隅側にそれぞれエアバッグ2を配置したので、サブ芯体13の内隅側に配置した複数のエアバッグ2と、メイン芯体12に配置したエアバッグ2で、体表面の複数個所を同時にマッサージでき、例えば肩と胸と足裏などの離れた体表面にマッサージ刺激を同時に付与できる。なお、マッサージ刺激を同時に付与できるとは、段落0067で説明した意味と同意である。
The
メイン芯体12の両端に設けた2個のサブ芯体13・13の一方の内部に、エアポンプ3を配置したので、エアポンプ3が配置されている側のサブ芯体13を下にして体表面を抱き枕に密着させることにより、エアポンプ3の重みを床やソファーの座面に受止めさせて、抱き枕を常に安定した姿勢に保持できる。従って、抱き枕に対する抱付き姿勢の変更を簡便に行えるうえ、エアポンプ3の重みを感じさせることなくマッサージ刺激を付与できる。
The air pump 3 is placed inside one of the two sub-cores 13, 13 provided at both ends of the
エアポンプ3が配置されている側のサブ芯体13の端面に、操作スイッチが露出しているので、抱き枕を体表面に密着させてマッサージを行う際に、体の一部が誤って操作スイッチに接触してエアバッグ2の膨縮動作が停止し、あるいは使用者が設定した膨縮動作が異なる状態に切換るなど、操作スイッチが誤操作によって切換るのを極力避けることができる。なお、スイッチパネル22には、電源スイッチやエアポンプ3の運転状態を制御する運転モードスイッチなどが設けるが、少なくとも電源スイッチが設けてあればよい。その場合には、電源スイッチをプッシュ操作するごとに、エアポンプ3や分配器4の運転状態が切換わるようにしてあればよい。例えば、「オフ」→「オン」ランダム膨縮→全エアバッグ2が同期膨縮→「オフ」のように、運転状態を切換えることができる。また、スイッチパネル22を表面体11の内部に配置し、操作スイッチのみを表面体11から露出させるようにしてもよい。
The operation switch is exposed on the end surface of the sub-core 13 on the side where the air pump 3 is arranged, so that when the body pillow is pressed against the body surface to perform a massage, a part of the body may accidentally come into contact with the operation switch, causing the inflation/deflation operation of the
上下のサブ芯体13・13とメイン芯体12の間の内隅部分、および/または隣接するエアバッグ2の間にヒーター17を配置したので、エアバッグ2でマッサージ刺激を与えながら、同時にヒーター17で身体を温めることができ、抱き枕を使用するときの抱き心地とリラックス感を向上できる。また、抱き枕を抱きしめた状態では、枕本体1の内隅部分に配置したヒーター17が使用者の肩や下腿などに密着するので、ヒーター17の熱が無駄に放出されるのを避けて、使用者の身体を効果的に温めることができる。さらに、抱き枕をそれまでとは異なる姿勢で抱くことにより、隣接するエアバッグ2の間に設けたヒーター17を身体に密着させ、あるいは身体から分離させるなど、多様な状態で身体を温めることができる。
The
制御手段6でエアポンプ3および分配器4の作動状態を制御して、各エアバッグ2の膨縮パターンをランダムに変化させるようにしたので、枕本体1の複数個所に設けたエアバッグ2を、非同期的に膨縮させることができ、使用者に付与されるマッサージ刺激を飽きないものにして、抱き枕の使用感を向上できる。
The control means 6 controls the operating state of the air pump 3 and
(実施例2) 図7に本発明に係る抱き枕の実施例2を示す。図7の抱き枕においては、エアバッグ2を袋状のバッグ保持体23の内部に収容して、バッグ保持体23をバッグ凹部16に臨む表面体11の内面に固定するようにした。バッグ保持体23は、エアバッグ2よりひとまわり大きな、膨縮変形できる四角形状の袋体からなり、袋口側の辺部が表面体11に縫着固定されている。この縫着部分を符号24で示す。実施例2の抱き枕においても、実施例1の抱き枕と同様にエアポンプ3が配置されている側のサブ芯体13の端面に、電源スイッチ、運転モードスイッチ、およびヒーター用のスイッチなどの操作スイッチが露出している。他は実施例1の抱き枕と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。以下の実施例においても同じとする。
(Example 2) Figure 7 shows Example 2 of the body pillow according to the present invention. In the body pillow of Figure 7, the
上記のように、表面体11の内面に縫着したバッグ保持体23の内部にエアバッグ2を収容したので、エアバッグ2を表面体11の所定位置に固定保持して、膨縮するエアバッグ2が表面体11に対してずれ動くのを確実に防止できる。また、エアバッグ2を予め表面体11に固定されたバッグ保持体23に収容するだけの簡便な操作で、エアバッグ2を枕本体1の適正位置に正しく配置した状態で保持することができる。
As described above, the
さらに、四角形袋状に形成したバッグ保持体23の袋口側の辺部(ひとつの辺部)を表面体11に縫着固定したので、バッグ保持体23の複数の辺部が表面体11に固定されている場合に比べて、バッグ保持体23がエアバッグ2の膨張動作に追随して膨張する動きを円滑化して、エアバッグ2の膨縮動作を表面体11に適確に伝えることができる。従って、エアバッグ2によるマッサージ刺激を効果的に付与できる。因みに、バッグ保持体23の複数の辺部が表面体11に固定されている場合には、バッグ保持体23の膨張動作が表面体11に固定された複数の辺部によって拘束されるため、エアバッグ2の膨張に追随するときの膨張動作に遅れが生じぎこちない動作になりやすい。エアバッグ2は四角形状に形成する以外に、三角形、五角形、六角形などの多角形状に形成することができ、バッグ保持体23はエアバッグ2の外形形状に対応して、三角形、五角形、六角形などの多角形袋状に形成するとよい。これら多角形袋状のバッグ保持体23においても、ひとつの辺部を表面体11に縫着固定することが好ましい。
Furthermore, since the side (one side) of the bag mouth side of the
(実施例3) 図8に本発明に係る抱き枕の実施例3を示す。図8の抱き枕における表面体11は、外面の表生地11aと内面の裏生地11bで構成されており、裏生地11bを表生地11aに縫着してバッグ保持体23をポケット状に形成し、その内部にエアバッグ2を収容している。縫着部分を符号24で示している。こうした抱き枕によれば、エアバッグ2をポケット状のバッグ保持体23に収容するだけの簡便な操作で、エアバッグ2を枕本体1の適正位置に正しく配置した状態で支持することができる。また、エアバッグ2の膨張動作を表生地11aに直接伝えて、効果的にマッサージ刺激を付与できる。実施例3の抱き枕においても、実施例1の抱き枕と同様に、エアポンプ3が配置されている側のサブ芯体13の端面に、電源スイッチ、運転モードスイッチ、およびヒーター用のスイッチなどの操作スイッチが露出している。
(Example 3) Figure 8 shows Example 3 of the body pillow according to the present invention. The
上記の実施例以外に、芯体9は3以上に分割された分割芯体で構成することができる。枕本体1は円柱状や、楕円柱状、球状などに形成することができ、必要があれば動物や乗り物を模したぬいぐるみ状に形成してもよい。エアポンプ3、分配器4、および制御手段6は、枕本体1の外部に設けたコントローラーユニットにまとめて配置することができ、その場合にはコントローラーユニットから導出したチューブ群5と給電コードを枕本体1の内部に導入する。また、制御手段6とスイッチパネル22をリモートコントローラーに組込み、枕本体1にリモートコントローラー用の信号受信器を設けておいて、エアポンプ3、分配器4およびヒーター17をリモートコントローラーで動作させるようにしてもよい。
In addition to the above embodiments, the
1 枕本体
2 エアバッグ(マッサージ体)
3 エアポンプ
4 分配器
5 チューブ群
5a~5f エアチューブ
6 制御手段
9 芯体
9a・9b 分割芯体
10 中間軟質体
11 表面体
12 メイン芯体
13 サブ芯体
15 チューブ通路
15a 集合通路
15b 分岐通路
16 バッグ凹部
17 ヒーター
23 バッグ保持体
1
Reference Signs List 3: Air pump 4: Distributor 5:
Claims (8)
枕本体(1)は、柱状の芯体(9)と、芯体(9)の周囲を覆う表面体(11)とを備えており、
エアバッグ(2)が、芯体(9)と表面体(11)との間に配置されており、
芯体(9)は、芯体(9)の中心部にエアチューブ(5a~5f)が収容されるチューブ通路(15)と、柱状に形成したメイン芯体(12)と、メイン芯体(12)の一端に連続して折曲がるサブ芯体(13)を備えており、
エアバッグ(2)は、芯体(9)の長手方向の外周面に設けられており、
メイン芯体(12)とサブ芯体(13)の内隅側に、少なくともひとつのエアバッグ(2)が配置されていることを特徴とするマッサージ体を備える抱き枕。
The pillow comprises a pillow body (1), a plurality of airbags (2) arranged inside the pillow body (1), an air pump (3) which generates pressurized air and supplies it to the airbags (2), a plurality of air tubes (5a to 5f) which connect the air pump (3) and the airbags (2), and a control means (6) which controls the operating state of the air pump (3);
The pillow body (1) comprises a columnar core body (9) and a surface body (11) that covers the periphery of the core body (9),
The airbag (2) is disposed between the core body (9) and the surface body (11);
The core body (9) is provided with a tube passage (15) in the center of the core body (9) in which the air tubes (5a to 5f) are housed, a main core body (12) formed in a columnar shape, and a sub-core body (13) bent continuously from one end of the main core body (12) ,
The airbag (2) is provided on the outer circumferential surface of the core body (9) in the longitudinal direction,
The hug pillow is provided with a massage body, characterized in that at least one air bag (2) is arranged on the inner corner side of the main core body (12) and the sub-core body (13) .
エアバッグ(2)がバッグ凹部(16)に収容されて位置保持されている請求項1に記載のマッサージ体を備える抱き枕。 A bag recess (16) is formed on the surface of the core body (9),
2. The body pillow having the massage body according to claim 1 , wherein the airbag (2) is accommodated in the bag recess (16) and held in position.
チューブ通路(15)が複数のエアチューブ(5a~5f)からなるチューブ群(5)を収容する集合通路(15a)と、集合通路(15a)から分岐されて個々のエアバッグ(2)に接続されるエアチューブ(5a~5f)を収容する分岐通路(15b)とで構成されている請求項1または2に記載のマッサージ体を備える抱き枕。 The air bags (2) arranged at a plurality of locations on the circumferential surface of the core body (9) and the air pump (3) are connected to a distributor (4) via a plurality of air tubes (5a to 5f),
3. A body pillow equipped with a massage body according to claim 1 or 2, wherein the tube passage (15) is composed of a collective passage (15a) that houses a tube group (5) consisting of a plurality of air tubes (5a to 5f), and branch passages (15b) that house air tubes (5a to 5f) that branch off from the collective passage (15a) and are connected to individual airbags (2).
チューブ通路(15)が複数の分割芯体(9a・9b)の接合部に形成されている請求項1から3のいずれかひとつに記載のマッサージ体を備える抱き枕。 The core body (9) is configured by joining a plurality of divided core bodies (9a, 9b) divided along its central axis,
4. A hugging pillow comprising a massage body according to claim 1 , wherein a tube passage (15) is formed at a joint between a plurality of divided core bodies (9a, 9b) .
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