JP2025029478A - Structure of the opening and closing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、開閉体装置の構造に関する。 The present invention relates to the structure of an opening and closing device.
従来、手動式のシャッター装置が既設されているところに、電動モーターが内装された電動式のシャッター装置を取り付けできるようにした建築用開閉装置の巻取り装置が知られている(特許文献1参照)。この建築用開閉装置の巻取り装置は、開閉体が巻装される巻取り装置を躯体側に支持するブラケットを、ドラムとこのドラムを回動自在に軸承する固定軸とを備えた手動式の巻取り装置の固定軸を係止固定する固定軸支持部が形成された手動式巻取り装置用としたものに、ドラムの一端部に電動モーターが相対回動自在に内装された電動式の巻取り装置を支持するにあたり、電動モーターの端部には、ブラケットの固定軸支持部に係止固定するための軸部を備えたアダプタ部材が設けられている。 Conventionally, a winding device for an architectural opening and closing device is known that allows an electric shutter device with an electric motor to be installed where a manual shutter device is already installed (see Patent Document 1). This winding device for an architectural opening and closing device is designed for a manual winding device in which a bracket that supports the winding device on the building structure, around which the opening and closing body is wound, is formed with a fixed shaft support part that engages and fixes the fixed shaft of a manual winding device that has a drum and a fixed shaft that rotatably supports the drum, and an adapter member with a shaft part that engages and fixes the fixed shaft support part of the bracket is provided at the end of the electric motor to support the electric winding device with an electric motor built in so as to be rotatable relative to one end of the drum.
しかしながら、アダプタ部材の軸部をブラケットの固定軸支持部(以下、「軸受」と称す。)に係止固定する際、固定軸とアダプタ部材軸部とに形成された螺子穴を、軸受に開設された螺子穴と連通状に位置合せし、これら螺子穴にそれぞれボルトを挿通してナットにより締結するが、他社製品の対応においては軸受の螺子穴位置を完全に把握することは難しい。すなわち、従来は自社の軸受に対して取付けることを想定した穴位置となっていたため、他社製品に対応すれば、穴位置が合わず、取り付けができなかった。また、追加工で穴を現場で軸受にあけ直せば、施工に時間が掛かるとともに、特に最大荷重を支持する肉厚の構造材(軸受)へ高所での穴あけ加工となるため、施工性も低下した。 However, when the shaft of the adapter member is fixed to the fixed shaft support portion of the bracket (hereafter referred to as the "bearing"), the screw holes formed in the fixed shaft and the shaft of the adapter member are aligned to communicate with the screw holes in the bearing, and bolts are inserted into these screw holes and fastened with nuts. However, when dealing with products from other companies, it is difficult to completely grasp the screw hole positions of the bearing. In other words, since the hole positions were previously set based on the assumption that the product would be attached to the company's own bearings, the hole positions did not match when dealing with products from other companies, making installation impossible. In addition, if additional work was done to re-drill holes in the bearings on-site, construction took time and workability was reduced, especially since the drilling had to be done at a high altitude in the thick structural material (bearings) that supports the maximum load.
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、既存の軸受が自社製・他社製であっても、現場での穴あけ加工を不要にして、新たな巻取部を既存の軸受に容易に取り付けでき、もって、汎用性の向上、施工時間の短縮、施工性の向上を図ることができる開閉体装置の構造を提供することにある。 The present invention was made in consideration of the above situation, and its purpose is to provide an opening and closing body device structure that can easily attach a new winding section to an existing bearing, whether the existing bearing is manufactured by the company or another company, without the need for on-site drilling, thereby improving versatility, shortening installation time, and improving installation ease.
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の開閉体装置の構造は、建物の躯体31に固定され前記建物の開口部21を挟んで対向するブラケット35に軸受33が固定され、それぞれの前記軸受33には前記開口部21を開閉する開閉体27が巻き取られる巻取部25の端部である連結端部43が連結される開閉体装置の構造であって、
前記軸受33は、一対の平行な側板67の下端同士が底板69で接続されるコ字形の開放側が上向きとなって前記ブラケット35に固定され、
少なくともいずれか一方の前記連結端部43は、接続部材65を有し、
前記接続部材65は、
前記連結端部43に取り付けられる基部71と、
前記基部71から前記軸受33に向かい突出して前記軸受33の前記底板69に支持され、前記側板67に形成される貫通穴75と連通する固定穴77を備える挿着部73と、を有し、
前記基部71が、前記連結端部43に対して相対回転不能かつ前記巻取部25の軸線方向にスライド自在に取り付けられることを特徴とする。
Next, means for solving the above problems will be described with reference to the drawings corresponding to the embodiments.
The structure of the opening/closing body device according to
The
At least one of the connecting
The connecting
A
an
The
この開閉体装置の構造では、既存の軸受33に対し、新たな巻取部25の取り付けが容易に行えるようになる。開閉体装置(シャッター装置)11では、元々手動で開閉していたものに、「後付け電動化キット」と称する巻取部25に取り替えて、電動のものに改修することが行われる。この際、躯体31側に固定される軸受33はそのまま残して、その軸受33に、電動化となる、モーターを備えた巻取部25を組み付けている。
新たな巻取部25は、端部が、回転する巻胴部41とは異なる非回転の連結端部43となる。両端の連結端部43は、少なくともいずれか一方が、接続部材65を有する。巻取部25は、一方の連結端部43が接続部材65を有する場合、他方の連結端部43が手動の時と同様のシャフト45となる。つまり、シャフト45は、既存の軸受33への取り付けが従来同様に可能となる。
一方、接続部材65は、連結端部43に取り付けられる基部71と、この基部71から軸受33に向かい突出して軸受33の底板69に支持される挿着部73を有する。新たな巻取部25は、他方の連結端部43におけるシャフト45が軸受33の底板69に載置されて取り付けられた後、一方の連結端部43における接続部材65の挿着部73が、軸受33の底板69に載置され、両端が軸受33に載置されて固定される。
他方の連結端部43に設けられるシャフト45には、直径方向(水平方向)に貫通した固定穴77がある。シャフト45の固定穴77は、軸受33の一対の側板67に形成された貫通穴75と一致する。シャフト45は、一致した固定穴77に、軸受33の貫通穴75に通された貫通ボルトで軸受33に締結固定される。
一方の連結端部43に連結された接続部材65の挿着部73は、軸受33の底板69に載置された状態で、固定穴77が、軸受33の側板67に設けられた貫通穴75に一致しない場合がある。つまり対向する軸受33間の距離と新たな巻取部25の長さ(軸線方向の全長)が一致しない場合がある。この固定穴77と貫通穴75との不一致は、自社製の場合であっても、施工誤差等により生じるが、特に他社製の軸受33の場合では顕著となる。
そこで、開閉体装置の構造では、接続部材65の基部71が、連結端部43に対して相対回転不能かつ巻取部25の軸線方向にスライド自在に取り付けられている。つまり、新たな巻取部25は、接続部材65の基部71が連結端部43に対してスライド自在となることにより、他端のシャフト45の固定穴77と、一端の挿着部73の固定穴77との間隔が可変可能となっている。
換言すれば、挿着部73は、巻取部25の軸線方向に伸縮自在となるので、軸受33の貫通穴75に対し、アジャスト調整が可能となって、軸受33の貫通穴75に挿着部73の固定穴77を一致させることができるようになる。これにより、現場での穴あけ加工を不要にして、挿着部73をスライドするだけの簡単なアジャスト調整で軸受33の貫通穴75に挿着部73の固定穴77を位置あわせでき、容易な施工で、短時間で連結施工を完了させることが可能となる。
This structure of the opening/closing body device makes it easy to attach a
The
On the other hand, the connecting
The
When the
Therefore, in the structure of the opening/closing body device, the
In other words, since the
本発明の請求項2記載の開閉体装置の構造は、建物の躯体31に固定され前記建物の開口部21を挟んで対向するブラケット35に軸受33が固定され、それぞれの前記軸受33には前記開口部21を開閉する開閉体27が巻き取られる巻取部25の端部である連結端部43が連結される開閉体装置の構造であって、
前記軸受33は、一対の平行な側板67の下端同士が底板69で接続されるコ字形の開放側が上向きとなって前記ブラケット35に固定され、
少なくともいずれか一方の前記連結端部43は、接続部材65を有し、
前記接続部材65は、
前記連結端部43に取り付けられる基部71と、
前記基部71から前記軸受33に向かい突出して前記軸受33の前記底板69に支持され、前記側板67に形成される貫通穴75と連通する固定穴77を備える挿着部73と、を有し、
前記固定穴77が、前記巻取部25の軸線に沿う方向で複数設けられ、複数の前記固定穴77のいずれか1つが前記軸受33の貫通穴75と連通することを特徴とする。
The structure of the opening/closing body device according to claim 2 of the present invention is a structure of an opening/closing body device in which
The
At least one of the connecting
The connecting
A
an
The
この開閉体装置の構造では、開閉体装置が電動のものに改修される際、新たな巻取部25における一方の連結端部43が、接続部材65を有する。他方の連結端部43は、従前のシャフト45が設けられていてもよい。接続部材65は、連結端部43に取り付けられる基部71と、この基部71から軸受33に向かい突出して軸受33の底板69に支持される挿着部73を有する。
挿着部73は、軸受33の底板69に載置された状態で、固定穴77が、軸受33の側板67に設けられた貫通穴75に一致しない場合がある。
そこで、開閉体装置の構造では、固定穴77が、巻取部25の軸線に沿う方向で複数設けられる。つまり、新たな巻取部25は、挿着部73に設けられた複数の固定穴77のうちいずれか一つを利用することにより、既存の軸受33に設けられている貫通穴75と固定穴77を一致させることができるようになっている。なお、複数は、2つ以上であればよい。例えば、自社製の固定穴77が同一位置、他社製の固定穴77が自社製の固定穴77とは異なる同一位置であれば、固定穴位置のバリエーションは、2つとなる。この場合、自社製の固定穴77と、他社製の固定穴77の2つが挿着部73に設けられていればよいことになる。固定穴77は、このように、バリエーションに応じて設けることができる。
これにより、現場での穴あけ加工を不要にして、軸受33の貫通穴75に、固定穴77を簡単に位置あわせでき、容易な施工によって、短時間で連結施工を完了させることが可能となる。そして、この開閉体装置の構造では、接続部材65の挿着部73に、複数の固定穴77を穿設するのみでアジャスト機能が発揮されるようになるので、アジャストのための複雑な構造を作る必要がなく、開閉体装置の構造を簡素にして、安価に汎用性、施工性を高めることができる。
In this structure of the opening/closing body device, when the opening/closing body device is modified to an electric one, one of the coupling ends 43 of the
When the
Therefore, in the structure of the opening/closing body device, a plurality of
This eliminates the need for drilling holes on-site, and allows the
本発明の請求項3記載の開閉体装置の構造は、建物の躯体31に固定され前記建物の開口部21を挟んで対向するブラケット35に軸受33が固定され、それぞれの前記軸受33には前記開口部21を開閉する開閉体27が巻き取られる巻取部25の端部である連結端部43が連結される開閉体装置の構造であって、
前記軸受33は、一対の平行な側板67の下端同士が底板69で接続されるコ字形の開放側が上向きとなって前記ブラケット35に固定され、
少なくともいずれか一方の前記連結端部43は、接続部材65を有し、
前記接続部材65は、
前記連結端部43に取り付けられる基部71と、
前記基部71から前記軸受33に向かい突出して前記軸受33の前記底板69に支持され、前記側板67に形成される貫通穴75と連通する固定穴77を備える挿着部73と、を有し、
前記固定穴77が、前記巻取部25の軸線方向に長い長穴93で形成され、前記固定穴77が前記軸受33の貫通穴75と連通することを特徴とする。
The structure of the opening/closing body device according to claim 3 of the present invention is a structure of an opening/closing body device in which
The
At least one of the connecting
The connecting
A
an
The
この開閉体装置の構造では、開閉体装置が電動のものに改修される際、新たな巻取部25における一方の連結端部43が、接続部材65を有する。他方の連結端部43は、従前のシャフト45が設けられていてもよい。接続部材65は、連結端部43に取り付けられる基部71と、この基部71から軸受33に向かい突出して軸受33の底板69に支持される挿着部73を有する。
挿着部73は、軸受33の底板69に載置された状態で、固定穴77が、軸受33の側板67に設けられた貫通穴75に一致しない場合がある。
そこで、開閉体装置の構造では、固定穴77が、巻取部25の軸線方向に長い長穴93で形成され。つまり、新たな巻取部25は、挿着部73に設けられた長穴93を利用することにより、既存の軸受33に設けられている貫通穴75と、長穴93となった固定穴77の長手方向いずれかの位置とを一致させることができるようになっている。
これにより、現場での穴あけ加工を不要にして、軸受33の貫通穴75に、固定穴77を簡単に位置あわせでき、容易な施工によって、短時間で連結施工を完了させることが可能となる。そして、この開閉体装置の構造では、接続部材65の挿着部73に、長穴93を穿設するのみでアジャスト機能が発揮されるようになるので、アジャストのための複雑な構造を作る必要がなく、開閉体装置の構造を簡素にして、安価に汎用性、施工性を高めることができる。
In this structure of the opening/closing body device, when the opening/closing body device is modified to an electric one, one of the coupling ends 43 of the
When the
Therefore, in the structure of the opening/closing body device, the fixing
This eliminates the need for drilling holes on-site, and allows the fixing holes 77 to be easily aligned with the through
本発明の請求項4記載の開閉体装置の構造は、請求項3に記載の開閉体装置の構造であって、
前記固定穴77である前記長穴93の長手方向が、前記巻取部25の軸線方向に対して傾斜していることを特徴とする。
The structure of the opening/closing body device according to claim 4 of the present invention is the structure of the opening/closing body device according to claim 3,
The longitudinal direction of the
この開閉体装置の構造では、長穴93で形成された固定穴77の長手方向が、巻取部25の軸線方向に対して傾斜している。つまり、新たな巻取部25は、挿着部73に設けられた傾斜した長穴93を利用することにより、既存の軸受33に設けられている貫通穴75と、傾斜した長穴93となった固定穴77の長手方向いずれかの位置とを一致させることができるようになっている。
これにより、軸受33の貫通穴75が、底板69から異なる高さに設けられている場合であっても、軸受33の貫通穴75に、固定穴77を簡単に位置あわせできる。そして、傾斜した長穴93である固定穴77は、挿着部73と、軸受33の側板67とを貫通したボルト89で共締めされると、貫通穴75に対して斜めの固定穴77がズレなくなる。これにより、軸受33に対して、挿着部73が抜ける方向などのズレを規制することかできる。
In the structure of this opening/closing body device, the longitudinal direction of the fixing
As a result, even if the through
本発明の請求項5記載の開閉体装置の構造は、請求項1に記載の開閉体装置の構造であって、
前記固定穴77が、前記巻取部25の軸線方向に離間する複数で設けられ、複数の前記固定穴77のいずれか1つが前記軸受33の貫通穴75と連通することを特徴とする。
The structure of the opening/closing body device according to claim 5 of the present invention is the structure of the opening/closing body device according to
The fixing holes 77 are provided in a plurality spaced apart relation in the axial direction of the winding
この開閉体装置の構造では、接続部材65が巻取部25に対してスライド自在となり、かつ複数の固定穴77のいずれか1つが軸受33の貫通穴75と連通する。この開閉体装置の構造において、新たな巻取部25は、挿着部73に設けられた複数の固定穴77のうちいずれか一つを利用することにより、既存の軸受33に設けられている貫通穴75と固定穴77を一致させることができる。これに加え、挿着部73は、巻取部25に対してスライド自在となる。つまり、複数の固定穴77のそれぞれの位置が、挿着部73のスライドによってさらにアジャスト調整が可能となる。これにより、新たな巻取部25は、種々の軸受33に対してさらに幅広く対応が可能となる。
In this structure of the opening/closing body device, the
本発明の請求項6記載の開閉体装置の構造は、請求項1に記載の開閉体装置の構造であって、
前記固定穴77が、前記巻取部25の軸線方向に長い長穴93で形成され、前記固定穴77が前記軸受33の貫通穴75と連通することを特徴とする。
The structure of the opening/closing body device according to claim 6 of the present invention is the structure of the opening/closing body device according to
The fixing
この開閉体装置の構造では、接続部材65が巻取部25に対してスライド自在となり、かつ固定穴77が巻取部25の軸線方向に長い長穴93で形成される。この開閉体装置の構造において、新たな巻取部25は、挿着部73に設けられた長穴93を利用することにより、既存の軸受33に設けられている貫通穴75と、長穴93となった固定穴77の長手方向いずれかの位置とを一致させることができる。これに加え、挿着部73は、巻取部25に対してスライド自在となる。つまり、長穴93の位置が、挿着部73のスライドによってさらにアジャスト調整が可能となる。これにより、新たな巻取部25は、種々の軸受33に対してさらに幅広く対応が可能となる。
In the structure of this opening/closing body device, the
本発明の請求項7記載の開閉体装置の構造は、請求項1に記載の開閉体装置の構造であって、
前記固定穴77である長穴93の長手方向が、前記巻取部25の軸線方向に対して傾斜していることを特徴とする。
The structure of the opening/closing body device according to
The longitudinal direction of the
この開閉体装置の構造では、接続部材65が巻取部25に対してスライド自在となり、かつ固定穴77である長穴93の長手方向が巻取部25の軸線方向に対して傾斜している。この開閉体装置の構造において、新たな巻取部25は、挿着部73に設けられた傾斜した長穴93を利用することにより、軸受33の側板67を貫通したボルト89で傾斜した長穴93が共締めされると、貫通穴75に対して斜めの固定穴77がズレなくなる。これにより、軸受33に対して、挿着部73が抜ける方向などのズレを規制することかできる。これに加え、挿着部73は、巻取部25に対してスライド自在となるので、傾斜した長穴93が軸受33の貫通穴75に対して平行移動することになる。つまり、挿着部73がスライドされることにより、傾斜した長穴93が、巻取部25の軸線方向と、底板69に垂直な高さ方向との双方のアジャスト調整を可能とする。これにより、新たな巻取部25は、種々の軸受33に対してさらに幅広く対応が可能となる。
In the structure of this opening/closing body device, the
本発明に係る請求項1記載の開閉体装置の構造によれば、既存の軸受が自社製・他社製であっても、現場での穴あけ加工を不要にして、新たな巻取部を既存の軸受に容易に連結することができ、もって、汎用性の向上、施工時間の短縮、施工性の向上を図ることができる。
According to the structure of the opening and closing body device described in
本発明に係る請求項2記載の開閉体装置の構造によれば、接続部材における挿着部の固定穴が、巻取部の軸線方向に離間する複数で設けられ、これら複数の固定穴のいずれか1つが軸受の貫通穴と連通するので、固定穴が軸受の貫通穴に合わせられるようになり、既存の軸受に対し、あるいは新たな巻取部に対しての現場での穴あけ加工が不要となり、自社製・他社製の軸受に対し、新たな巻取部が広く使えるようになり、もって、汎用性の向上、施工時間の短縮、施工性の向上を図ることができる。 According to the structure of the opening/closing body device described in claim 2 of the present invention, the fixing holes of the insertion part of the connecting member are provided in a plurality of locations spaced apart in the axial direction of the winding part, and one of these fixing holes communicates with the through hole of the bearing, so that the fixing hole can be aligned with the through hole of the bearing, eliminating the need for on-site drilling of holes in the existing bearing or the new winding part, and allowing the new winding part to be widely used for bearings made by the same company or other companies, thereby improving versatility, shortening construction time, and improving construction ease.
本発明に係る請求項3記載の開閉体装置の構造によれば、接続部材における挿着部の固定穴が、巻取部の軸線方向に長い長穴で形成され、固定穴が軸受の貫通穴と連通するので、微調整も可能となって、固定穴が軸受の貫通穴に合わせられるようになり、既存の軸受に対し、あるいは新たな巻取部に対しての現場での穴あけ加工が不要となり、自社製・他社製の軸受に対し、新たな巻取部が広く使えるようになり、もって、汎用性の向上、施工時間の短縮、施工性の向上を図ることができる。 According to the structure of the opening/closing body device described in claim 3 of the present invention, the fixing hole of the insertion part of the connecting member is formed as a long hole in the axial direction of the winding part, and the fixing hole communicates with the through hole of the bearing, so that fine adjustments can be made and the fixing hole can be aligned with the through hole of the bearing. This eliminates the need for on-site drilling of holes in existing bearings or new winding parts, and allows new winding parts to be widely used for bearings made by the company or other companies, thereby improving versatility, shortening construction time, and improving construction ease.
本発明に係る請求項4記載の開閉体装置の構造によれば、接続部材における挿着部に長穴で形成された固定穴である長穴の長手方向が、巻取部の軸線方向に対して傾斜しているので、軸受の貫通穴が、高さ方向で異なる位置の場合であっても、固定穴が軸受の貫通穴に合わせられるようになり、既存の軸受に対し、あるいは新たな巻取部に対しての現場での穴あけ加工が不要となり、自社製・他社製の軸受に対し、新たな巻取部が広く使えるようになり、もって、汎用性の向上、施工時間の短縮、施工性の向上を図ることができる。また、固定穴が斜めなので、軸受に対して巻取部が抜け方向に移動せず、横ずれ、すなわち軸線方向のズレを防止することができる。 According to the structure of the opening/closing body device described in claim 4 of the present invention, the longitudinal direction of the long hole, which is the fixing hole formed as a long hole in the insertion portion of the connecting member, is inclined with respect to the axial direction of the winding portion. Therefore, even if the through holes of the bearing are at different positions in the height direction, the fixing hole can be aligned with the through holes of the bearing. This eliminates the need for on-site drilling for existing bearings or new winding portions, and allows new winding portions to be widely used for bearings made by the company or other companies, thereby improving versatility, shortening installation time, and improving installation. In addition, because the fixing hole is inclined, the winding portion does not move in the direction of removal from the bearing, and lateral displacement, i.e., axial displacement, can be prevented.
本発明に係る請求項5記載の開閉体装置の構造によれば、接続部材が巻取部に対してスライド自在となり、かつ複数の固定穴のいずれか1つが軸受の貫通穴と連通するので、現場での穴あけ加工が不要となり、自社製・他社製の軸受に対し、新たな巻取部がさらに広く使えるようになり、もって、汎用性の向上、施工時間の短縮、施工性の向上を図ることができる。 According to the structure of the opening/closing body device described in claim 5 of the present invention, the connecting member is slidable relative to the winding part, and one of the multiple fixing holes communicates with the through hole of the bearing, eliminating the need for drilling holes on-site. This makes it possible to more widely use the new winding part for bearings made by the same company or other companies, thereby improving versatility, shortening construction time, and improving construction ease.
本発明に係る請求項6記載の開閉体装置の構造によれば、接続部材が巻取部に対してスライド自在となり、かつ固定穴が巻取部の軸線方向に長い長穴で形成されるので、現場での穴あけ加工が不要となり、自社製・他社製の軸受に対し、新たな巻取部がさらに広く使えるようになり、もって、汎用性の向上、施工時間の短縮、施工性の向上を図ることができる。 According to the structure of the opening/closing body device described in claim 6 of the present invention, the connecting member is slidable relative to the winding part, and the fixing hole is formed as a long hole that is long in the axial direction of the winding part, so there is no need to drill holes on-site, and the new winding part can be used more widely for bearings made by the same company or other companies, thereby improving versatility, shortening installation time, and improving installation ease.
本発明に係る請求項7記載の開閉体装置の構造によれば、接続部材が巻取部に対してスライド自在となり、かつ固定穴である長穴の長手方向が巻取部の軸線方向に対して傾斜しているので、現場での穴あけ加工が不要となり、自社製・他社製の軸受に対し、新たな巻取部がさらに広く使えるようになり、もって、汎用性の向上、施工時間の短縮、施工性の向上を図ることができる。
According to the structure of the opening/closing body device described in
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る開閉体装置の構造が適用された窓用のシャッター装置11の全体を示す斜視図である。
本実施形態に係る開閉体装置の構造は、一例として窓用のシャッター装置11に適用される。図1は、開閉体装置の構造が適用された後の窓用のシャッター装置11である。シャッター装置11は、障子13が取り付けられた窓サッシ15よりも外側となる建物の外壁17に設置され、左右一対のガイドレール19に案内されて上下に開閉移動することにより、窓サッシ外側の窓用の開口部21を開閉する。この開口部21の上部には収納部23が配設される。収納部23には、巻取部25(図2参照)が水平に収納される。巻取部25には、開閉体であるシャッターカーテン27の上端が連結される。シャッターカーテン27は、開口部21の幅方向に長い横長のスラット29が、上下方向に複数枚連結されて簾状に巻回可能となって構成される。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing an entire
The structure of the opening/closing body device according to this embodiment is applied to a
図2は、収納部23に収納された巻取部25の正面図である。
シャッター装置は、既設の手動式のシャッター装置を、電動モーターが内装された電動式のシャッター装置11へ改修する場合がある。この場合、元々手動で開閉していた手動式のシャッター装置の巻取部を、「後付け電動化キット」と称すものに取り替えて電動式とする。この他、シャッター装置11は、手動式から電動式への置き換える以外に、既に躯体31側に固定されている軸受33に、新たな巻取部25を取り付ける場合もある。本実施形態の開閉体装置の構造は、このような新たな巻取部25を取り付ける場合に広く採用される。
FIG. 2 is a front view of the winding
There are cases where an existing manual shutter device is modified to an
図2には、電動式に改修後の巻取部25が示されている。この際、軸受33はそのまま残して、その軸受33に、電動化となる、モーターを備えた構成部分を組み付けている。すなわち、建物の躯体31には開口部21を挟んで対向するブラケット35が固定され、このブラケット35には軸受33が固定されている。軸受33は、ブラケット35を介して躯体31に固定されるが、躯体31に直接固定されていてもよい。また、ブラケット35と躯体31とは、支持板(図示せず)を介在させる構成としてもよい、この支持板を介設する構成としては、ブラケット35と支持板とを共に躯体31に固定する構成や、支持板を躯体31に固定し、この支持板に対してブラケット35を載せて掛止し、支持板にのみブラケット35を固定する構成などとすることができる。なお、図2において、建物の躯体31の間にブラケット35が対向するような配置位置で図示したが、ブラケット35は、躯体31の正面、例えば屋外側から見た際の躯体31の正面に突出するような配置構造としてもよい。
Figure 2 shows the winding
巻取部25は、図2の例えば左半部が電動駆動部37となり、右半部が巻取ばね部39となる。なお、本明細書中、軸線とは、巻取部25の軸線を言う。巻取部25の軸線は、回転中心と一致する。電動駆動部37と巻取ばね部39との外周は、正逆回転する円筒状の巻胴部41によって覆われる。巻取部25は、軸線方向の両端から連結端部43が同軸で突出する。電動駆動部37の図中左端からは連結端部43が突出する。一方、巻取ばね部39の図中右端から突出する連結端部43は、従前のシャフトであってもよい。本実施形態では、巻取ばね部39から突出する連結端部43がシャフト45となる。連結端部43とシャフト45とは、非回転となる。連結端部43とシャフト45とは、それぞれが躯体31側に固定された軸受33に固定される。
2, the left half of the winding
電動駆動部37は、内部に開閉機47が収納される。開閉機47は、電動モーターと、この電動モーターを制動するためのブレーキと、電動モーターの駆動制御とブレーキのオン、オフ制御を行う制御装置と、を含んで構成される。開閉機47には、電動モーターの駆動により回転するホイール49が設けられる。ホイール49は、外周が巻胴部41の内周と相対回転不能に係合し、巻胴部41と一体に回転する。このため、電動モーターの駆動によりホイール49が回転すると、巻胴部41は回転することになる。また、開閉機47の外周には、巻胴部41と一体となって回転するリング状の従動部材51が嵌合される。電動モーターの回転駆動力は、これらホイール49と従動部材51とによって巻胴部41へ伝達される。
The
電動駆動部37は、所謂チューブラモータであり、円筒状のケーシング53の外周には、ホイール49と同一外径となって巻胴部41の内周をケーシング53の外周に回転自在に支持する上述した従動部材51が設けられている。
The
一方、巻取ばね部39には、戻しばねユニット55が挿入されている。この戻しばねユニット55は、上述した非回転のシャフト45と、このシャフト45に対して回転自在に配置された複数のホイール57と、これらのホイール49の間に配設されたねじりコイルばねによる戻しばね59とを含んで構成されている。それぞれのホイール57は巻胴部41に締結部材等で結合され、また、戻しばね59は、一端が連結材61でシャフト45に連結されるとともに、他端がホイール57に連結材61で連結されている。複数の各ホイール57の外周は、連結杆63により連結される。連結杆63は、巻胴部41の内周に相対回転不能に係合している。
Meanwhile, a
このため、シャッター装置11は、巻取部25からシャッターカーテン27が繰り出されたときには、戻しばね59に戻しばね力が蓄圧される。この戻しばね力は、電動駆動部37が電動モーターの駆動により逆回転してシャッターカーテン27を巻き取るときに、シャッターカーテン27を上昇させる補助力として利用される。
When the
電動駆動部37の端部である連結端部43は、軸受33に連結される。なお、本実施形態においては、巻取ばね部側の連結端部43は、シャフト45となる。巻取部25は、少なくともいずれか一方の連結端部43が、接続部材65を有する。本実施形態では、電動駆動部側の連結端部43のみが接続部材65を有する。なお、開閉体装置の構造は、巻取部25の両端側の連結端部43が、接続部材65を有していても勿論よい。
The connecting
図3は、軸受33および接続部材65の分解斜視図である。
軸受33は、一対の垂直で平行な側板67の下端同士が底板69で接続されるコ字形の開放側が上向きとなって躯体31側に固定される。
FIG. 3 is an exploded perspective view of the
The
接続部材65は、連結端部43に取り付けられる基部71と、基部71から軸受33に向かい突出して軸受33の底板69に支持される挿着部73と、を有する。挿着部73は、軸受33の側板67に形成される貫通穴75と連通する固定穴77を備える。基部71は、巻取部25の外周を直径方向の両側から巻取部25を挟むへの字状の固定片79で形成することができる。この基部71は、巻取部25の円周方向の異なる位置に、それぞれの固定片79が固定される。
The
本実施形態において、基部71が固定される巻取部25の部分は、巻胴部41から軸受33に向かって同軸で突出するチューブラモータのケーシング53となる。つまり、連結端部43は、ケーシング53の延出端となる。接続部材65は、基部71に穿設される取付穴81にビス等の締結具が挿通され、ケーシング53の外周に穿設された所定の位置の雌ねじに螺合することで基部71が連結端部43の外周に固定される。
In this embodiment, the portion of the winding
接続部材65は、一対の基部71から相互に接近する方向に延びる連結片83に、平面視コ字状の挿着部73が接続される。挿着部73は、一対の垂直で平行な側片85の一端同士が先端片87で接続されてコ字状となる。接続部材65は、これら基部71、連結片83、側片85および先端片87が、板金材により一体に作られる金具となる。
The connecting
接続部材65は、一対の側片85のそれぞれに、固定穴77が穿設される。固定穴77は、挿着部73が軸受33の底板69に載置された状態で、挿通されたボルト89およびナット91等の締結具が、軸受33の貫通穴75に貫通可能な位置で設けられている。本実施形態において、この固定穴77は、巻取部25の軸線に沿う方向で複数、例えば図示のような2つが設けられる。なお、固定穴77の数は、2つに限定されない。複数の固定穴77は、いずれか1つが軸受33の貫通穴75と連通することになる。この場合、固定穴77は、真円形状若しくは図3に示すような施工誤差吸収分の長穴形状とすることができる。施工誤差吸収分とは、例えば長手方向の長径が短径の2倍以下等とすることができる。
The connecting
図4は、異なる軸受33に取り付けられる接続部材65の例を(a)(b)で表した軸受近傍の要部側面図である。
既存の軸受33は、挿着部73を保持する側板67および底板69のブラケット35からの突出長が異なる場合がある。例えば図4(a)に示す突出長が小さい軸受33の場合には、2つの固定穴77のうち挿着部73の先端側の固定穴77を利用することで、挿着部73と軸受33とを連結固定することができる。また、例えば図4(b)に示す突出長が大きい軸受33の場合には、2つの固定穴77のうち基部71に近い側の固定穴77を利用することで、挿着部73と軸受33とを連結固定することができる。
4A and 4B are side views of the main part near the bearings, showing examples of a connecting
In the existing
巻取部25を軸受33に固定する手順としては、先ず、巻取ばね部39のシャフト45を軸受33に載せる。次いで、もう一方の端部である電動駆動部37の挿着部73を軸受33に載せる。次に、シャフト45の穴と軸受33の貫通穴75を合わせてボルト89を用いて共締めし連結固定する。次いで、挿着部73における複数の固定穴77のうち貫通穴75と位置の合う固定穴77を軸受33の貫通穴75と連通状態とし、ボルト89を貫通させて共締めし連結固定する。本実施形態における共締めは、軸受33における底板69で連結される一対の平行な側板67の間に、挿着部73の一対の平行な側片85が挿入載置された状態で、これら2枚の側板67と、2枚の側片85とにボルト89が貫通して締結が完了される。工場等での製作時、接続部材65は、挿着部73の一対の平行な側片85に固定穴77を穿設する構成であるので、平らな板面への穴あけ加工となり、加工が容易となる。
The procedure for fixing the winding
次に、上記構成の変形例を説明する。 Next, we will explain a variation of the above configuration.
[変形例1]
図5は、固定穴77が長穴93となる変形例1に係る開閉体装置の構造を表す軸受近傍の要部側面図である。
変形例1に係る開閉体装置の構造は、固定穴77が、巻取部25の軸線方向に長い長穴93で形成される。すなわち、長穴93は、長径が巻取部25の軸線に沿う方向の長穴93となる。長穴93である固定穴77は、長穴93の長径が短径の2倍若しくは2倍以上で形成される。
[Modification 1]
FIG. 5 is a side view of a main portion near a bearing, illustrating the structure of an opening/closing body device according to a first modified example in which the fixing
In the structure of the opening/closing body device according to the first modification, the fixing
図6は、軸受33に挿着部73が固定された変形例1に係る開閉体装置の構造を表す軸受近傍の要部側面図である。
長穴93となった固定穴77は、長手方向のいずれかの位置が軸受33の貫通穴75と連通する。変形例1に係る開閉体装置の構造では、長穴93のいずれかの位置で、軸受33の貫通穴75が合い、ボルト89を貫通して締結、共締めができる。
FIG. 6 is a side view of the main part near the bearing, showing the structure of an opening/closing body device according to
The fixing
[変形例2]
図7は、長穴93で形成した固定穴77の長手方向が、巻取部25の軸線方向に対して傾斜する変形例2に係る開閉体装置の構造を表す軸受近傍の要部側面図である。
変形例2に係る開閉体装置の構造は、固定穴77が長穴93で形成されるとともに、側面視において、長穴93の長手方向が、巻取部25の軸線方向に対して傾斜する。すなわち、長穴93は、長径の長軸方向が巻取部25の軸線方向と平行ではなく、斜めになっている。
[Modification 2]
FIG. 7 is a side view of the main part near the bearing, illustrating the structure of an opening/closing body device according to Modification 2, in which the longitudinal direction of a fixing
In the structure of the opening/closing body device according to the second modification, the fixing
図8は、軸受33に挿着部73が固定された変形例2に係る開閉体装置の構造を表す軸受近傍の要部側面図である。
変形例2に係る開閉体装置の構造では、固定穴77の斜辺とボルト89が当たることで、巻取部25の軸線に沿う方向の移動に規制がかかり、挿着部73のズレを止めることができる。すなわち、軸受33に対して、巻取部25が抜ける方向の移動を規制することができる。固定穴77の斜めの方向は、挿着部73の先端に向かうにつれ上向きになる傾斜とすることが好ましい。この向きで構成することにより、軸受33に対して挿着部73が抜け方向に力が加わると、挿着部73には軸受33の底板69に押しつけられる方向の応力が生じ、軸受33からの挿着部73の抜けがさらに抑制されることになる。
FIG. 8 is a side view of the main part near the bearing, showing the structure of an opening/closing body device according to Modification 2 in which an
In the structure of the opening/closing body device according to the second modification, the oblique side of the fixing
図9は、貫通穴75の中心位置と巻取部25の中心位置とが一致しない場合に用いられた変形例2に係る開閉体装置の構造の軸受近傍の要部側面図である。
軸受33は、貫通穴75の中心位置が、巻取部25の中心位置と一致しない場合がある。例えば側面視において、軸受33の底板69からの貫通穴75の高さと、底板69から巻取部25の軸線までの高さに誤差δが生じていることがある。
FIG. 9 is a side view of a main portion near the bearing of an opening/closing body device structure according to a second modified example used when the center position of the through
In the
図10は、貫通穴75が高さ方向にズレている軸受33に挿着部73が固定された変形例2に係る開閉体装置の構造を表す軸受近傍の要部側面図である。
変形例2に係る開閉体装置の構造によれば、巻取部25の軸線の高さよりも軸受33の貫通穴75が誤差δ高い場合であっても、固定穴77が斜めの長穴93となっているので、所定の傾斜位置に固定穴77が一致し、対応が可能となる。このように、変形例2に係る開閉体装置の構造では、軸受33における貫通穴75の底からの距離と、巻取部25の底面からの軸線の距離が同じでない場合であっても、取り付けられないという不具合の発生を防ぐことができる。なお、工場等での製作時、挿着部73の一対の側片85に固定穴77を穿設するのは、手動式のシャッター装置の構成のようなパイプ(シャフト)の曲面に斜めの長穴93を穿設するのに比べ、加工が容易となる。
FIG. 10 is a side view of the main part near the bearing, illustrating the structure of an opening/closing body device according to Modification 2 in which an
According to the structure of the opening/closing body device of the modified example 2, even if the through
[変形例3]
図11は、2つの長穴93が交差したX字状の固定穴77が挿着部73に設けられた変形例3に係る開閉体装置の構造を表す軸受近傍の要部側面図である。
変形例3に係る開閉体装置の構造は、傾斜方向が逆となる2つの長穴93が交差したX字状の固定穴77を挿着部73が備える。
[Modification 3]
FIG. 11 is a side view of the main part near the bearing, illustrating the structure of an opening/closing body device according to Modification 3, in which an
The structure of the opening/closing body device according to the third modification is such that the
図12は、貫通穴75が高さ方向にズレている軸受33に挿着部73が固定された変形例3に係る開閉体装置の構造を表す軸受近傍の要部側面図である。
変形例3に係る開閉体装置の構造では、固定穴77がX字状となることにより、一つの傾斜した長穴93に比べ、高さ方向にズレている貫通穴75に、挿着部73における軸線方向の少ない変位(移動量)で対応が可能となる。例えば図中右下がりのみに傾斜した場合の固定穴77では、上側にズレた貫通穴75のみにしか対応できないが、X字状の固定穴77では、同じ挿着部73の軸線方向の変位で上側および下側にズレた2つの貫通穴75への対応が可能となる。つまり、変形例3に係るX字状の固定穴77は、広い面積で軸受33の底板69に穴が重なるので、より広い範囲でズレている貫通穴75への対応が可能となる。つまり、汎用性をより向上させることができる。
FIG. 12 is a side view of the main part near the bearing, illustrating the structure of an opening/closing body device according to Modification 3, in which an
In the structure of the opening/closing body device according to the third modification, the fixing
なお、X字状の固定穴77は、逆傾斜する2つの固定穴77の交差する中央部分が、巻取部25の軸線に沿う方向に長い長穴93(ストレート部分)であってもよい。すなわち、X字状の固定穴77は、左端部が>形状、中央部が-形状、右端部が<字形状であってもよい。
The
[変形例4]
変形例4に係る開閉体装置の構造は、接続部材65の基部71が、連結端部43に対して相対回転不能かつ巻取部25の軸線方向にスライド自在に取り付けられる。本実施形態において、連結端部43は、ケーシング53の端部である。基部71のスライド構造は、特に限定されないが一例として、基部71に穿設される取付穴81を巻取部25の軸線方向に長い長穴95(図3中の破線参照)とすることができる。接続部材65は、基部71を連結端部43に固定する取付穴81が、長穴95となることにより、挿着部73が、巻取部25の軸線方向にスライド自在となる。これにより、接続部材65は、挿着部73の突出長が連結端部43に対して軸線方向に可変可能となったアジャスト機能を有するものにできる。
[Modification 4]
In the structure of the opening/closing body device according to the fourth modification, the
変形例4のアジャスト機能は、上述した変形例1~変形例3の各構成と重複して設けることができる。
The adjustment function of variant 4 can be provided in overlap with each of the configurations of
すなわち、開閉体装置の構造は、接続部材65が巻取部25に対してスライド自在となり、かつ1つの固定穴77が軸受33の貫通穴75と連通する構成とすることができる。また、開閉体装置の構造は、接続部材65が巻取部25に対してスライド自在となり、かつ複数の固定穴77のいずれか1つが軸受33の貫通穴75と連通する構成とすることができる。また、開閉体装置の構造は、接続部材65が巻取部25に対してスライド自在となり、かつ固定穴77が巻取部25の軸線方向に長い長穴93で形成される構成とすることができる。また、開閉体装置の構造は、接続部材65が巻取部25に対してスライド自在となり、かつ固定穴77である長穴93の長手方向が巻取部25の軸線方向に対して傾斜している構成とすることができる。さらに、開閉体装置の構造は、接続部材65が巻取部25に対してスライド自在となり、かつX字状の固定穴77が軸受33の貫通穴75と連通する構成とすることができる。
That is, the structure of the opening/closing body device can be configured so that the
次に、上記した構成の作用を説明する。 Next, we will explain the operation of the above configuration.
本実施形態に係る開閉体装置の構造では、既存の軸受33に対し、新たな巻取部25の取り付けが容易に行えるようになる。開閉体装置(シャッター装置11)では、元々手動で開閉していたものに、「後付け電動化キット」と称する巻取部25に取り替えて、電動のものに改修することが行われる。この際、軸受33はそのまま残して、その軸受33に、電動化となる、モーターを備えた巻取部25を組み付けている。
The structure of the opening/closing body device according to this embodiment allows a new winding
新たな巻取部25は、端部が、回転する巻胴部41とは異なる非回転の連結端部43となる。両端の連結端部43は、少なくともいずれか一方が、接続部材65を有する。巻取部25は、一方の連結端部43が接続部材65を有する場合、他方の連結端部43が手動の時と同様のシャフト45となる。つまり、シャフト45は、既存の軸受33への取り付けが従来同様に可能となる。
The new winding
一方、接続部材65は、連結端部43に取り付けられる基部71と、この基部71から軸受33に向かい突出して軸受33の底板69に支持される挿着部73を有する。新たな巻取部25は、他方の連結端部43におけるシャフト45が軸受33の底板69に載置されて取り付けられた後、一方の連結端部43における接続部材65の挿着部73が、軸受33の底板69に載置され、両端が軸受33に載置されて固定される。
The connecting
他方の連結端部43に設けられるシャフト45には、直径方向(水平方向)に貫通した固定穴77がある。シャフト45の固定穴77は、軸受33の一対の底板69に形成された貫通穴75と一致する。シャフト45は、一致した固定穴77に、軸受33の貫通穴75に通された貫通ボルトで軸受33に締結固定される。
The
一方の連結端部43に連結された接続部材65の挿着部73は、軸受33の底板69に載置された状態で、固定穴77が、軸受33の側板67に設けられた貫通穴75に一致しない場合がある。この固定穴77と貫通穴75との不一致は、自社製の場合であっても、施工誤差等により生じるが、特に他社製の軸受33の場合では設計段階から異なることがあり、特に顕著となる。
When the
そこで、開閉体装置の構造では、接続部材65の基部71が、連結端部43に対して相対回転不能かつ巻取部25の軸線方向にスライド自在に取り付けられている(変形例4の構成)。つまり、新たな巻取部25は、接続部材65の基部71が連結端部43に対してスライド自在となることにより、他端のシャフト45の固定穴77と、一端の挿着部73の固定穴77との間隔が可変可能となっている。
Therefore, in the structure of the opening/closing body device, the
換言すれば、挿着部73は、巻取部25の軸線方向に伸縮自在となるので、軸受33の貫通穴75に対し、アジャスト調整が可能となって、軸受33の貫通穴75に挿着部73の固定穴77を一致させることができるようになる。これにより、現場での穴あけ加工を不要にして、挿着部73をスライドするだけの簡単なアジャスト調整で軸受33の貫通穴75に挿着部73の固定穴77を位置あわせでき、容易な施工で、短時間で連結施工を完了させることが可能となる。
In other words, the
また、この開閉体装置の構造では、開閉体装置が電動のものに改修される際、新たな巻取部25における一方の連結端部43が、接続部材65を有する。他方の連結端部43は、従前のシャフト45が設けられていてもよい。接続部材65は、連結端部43に取り付けられる基部71と、この基部71から軸受33に向かい突出して軸受33の底板69に支持される挿着部73を有する。
In addition, in the structure of this opening/closing body device, when the opening/closing body device is modified to an electric one, one of the connecting ends 43 in the new winding
挿着部73は、軸受33の底板69に載置された状態で、固定穴77が、軸受33の側板67に設けられた貫通穴75に一致しない場合がある。
When the
そこで、開閉体装置の構造では、固定穴77が、巻取部25の軸線に沿う方向で複数設けられる(図2~4に示す実施形態の構成)。つまり、新たな巻取部25は、挿着部73に設けられた複数の固定穴77のうちいずれか一つを利用することにより、既存の軸受33に設けられている貫通穴75と固定穴77を一致させることができるようになっている。なお、複数は、2つ以上であればよい。例えば、自社製の固定穴77が同一位置、他社製の固定穴77が自社製の固定穴77とは異なる同一位置であれば、固定穴位置のバリエーションは、2つとなる。この場合、自社製の固定穴77と、他社製の固定穴77の2つが挿着部73に設けられていればよいことになる。固定穴77は、このように、バリエーションに応じて設けることができる。
Therefore, in the structure of the opening/closing body device, multiple fixing
これにより、現場での穴あけ加工を不要にして、軸受33の貫通穴75に、固定穴77を簡単に位置あわせでき、容易な施工によって、短時間で連結施工を完了させることが可能となる。そして、この開閉体装置の構造では、接続部材65の挿着部73に、複数の固定穴77を穿設するのみでアジャスト機能が発揮されるようになるので、アジャストのための複雑な構造を作る必要がなく、開閉体装置の構造を簡素にして、安価に汎用性、施工性を高めることができる。その結果、接続部材65における挿着部73の固定穴77が、巻取部25の軸線方向に離間する複数で設けられ、これら複数の固定穴77のいずれか1つが軸受33の貫通穴75と連通するので、固定穴77が軸受33の貫通穴75に合わせられるようになり、既存の軸受33に対し、あるいは新たな巻取部25に対しての現場での穴あけ加工が不要となり、自社製・他社製の軸受33に対し、新たな巻取部25が広く使えるようになり、もって、汎用性の向上、施工時間の短縮、施工性の向上を図ることができる。
This eliminates the need for drilling holes on-site, and allows the fixing holes 77 to be easily aligned with the through
また、この開閉体装置の構造では、開閉体装置が電動のものに改修される際、新たな巻取部25における一方の連結端部43が、接続部材65を有する。他方の連結端部43は、従前のシャフト45が設けられていてもよい。接続部材65は、連結端部43に取り付けられる基部71と、この基部71から軸受33に向かい突出して軸受33の底板69に支持される挿着部73を有する。
In addition, in the structure of this opening/closing body device, when the opening/closing body device is modified to an electric one, one of the connecting ends 43 in the new winding
挿着部73は、軸受33の底板69に載置された状態で、固定穴77が、軸受33の側板67に設けられた貫通穴75に一致しない場合がある。
When the
そこで、開閉体装置の構造では、固定穴77が、巻取部25の軸線方向に長い長穴93で形成される(図5,6に示す変形例1の構成)。つまり、新たな巻取部25は、挿着部73に設けられた長穴93を利用することにより、既存の軸受33に設けられている貫通穴75と、長穴93となった固定穴77の長手方向いずれかの位置とを一致させることができるようになっている。
Therefore, in the structure of the opening/closing body device, the fixing
これにより、現場での穴あけ加工を不要にして、軸受33の貫通穴75に、固定穴77を簡単に位置あわせでき、容易な施工によって、短時間で連結施工を完了させることが可能となる。そして、この開閉体装置の構造では、接続部材65の挿着部73に、長穴93を穿設するのみでアジャスト機能が発揮されるようになるので、アジャストのための複雑な構造を作る必要がなく、開閉体装置の構造を簡素にして、安価に汎用性、施工性を高めることができる。その結果、接続部材65における挿着部73の固定穴77が、巻取部25の軸線方向に長い長穴93で形成され、固定穴77が軸受33の貫通穴75と連通するので、微調整も可能となって、固定穴77が軸受33の貫通穴75に合わせられるようになり、既存の軸受33に対し、あるいは新たな巻取部25に対しての現場での穴あけ加工が不要となり、自社製・他社製の軸受33に対し、新たな巻取部25が広く使えるようになり、もって、汎用性の向上、施工時間の短縮、施工性の向上を図ることができる。
This eliminates the need for drilling holes on-site, and allows the fixing holes 77 to be easily aligned with the through
また、この開閉体装置の構造では、長穴93で形成された固定穴77の長手方向が、巻取部25の軸線方向に対して傾斜している(図7~10に示す変形例2の構成)。つまり、新たな巻取部25は、挿着部73に設けられた傾斜した長穴93を利用することにより、既存の軸受33に設けられている貫通穴75と、傾斜した長穴93となった固定穴77の長手方向いずれかの位置とを一致させることができるようになっている。
In addition, in the structure of this opening/closing body device, the longitudinal direction of the fixing
これにより、軸受33の貫通穴75が、底板69から異なる高さに設けられている場合であっても、軸受33の貫通穴75に、固定穴77を簡単に位置あわせできる。そして、傾斜した固定穴77は、挿着部73と、軸受33の側板67とを貫通したボルト89で共締めされると、貫通穴75に対して斜めの固定穴77がズレなくなる。
As a result, even if the through
すなわち、軸受33に対して、挿着部73が抜ける方向などのズレを規制することかできる。その結果、接続部材65における挿着部73に長穴93で形成された固定穴77の長手方向が、巻取部25の軸線方向に対して傾斜しているので、軸受33の貫通穴75が、高さ方向で異なる位置の場合であっても、固定穴77が軸受33の貫通穴75に合わせられるようになり、既存の軸受33に対し、あるいは新たな巻取部25に対しての現場での穴あけ加工が不要となり、自社製・他社製の軸受33に対し、新たな巻取部25が広く使えるようになり、もって、汎用性の向上、施工時間の短縮、施工性の向上を図ることができる。また、固定穴77が斜めなので、軸受33に対して巻取部25が抜け方向に移動せず、横ずれ、すなわち軸線方向のズレを防止することができる。
In other words, it is possible to restrict the misalignment of the
また、この開閉体装置の構造では、接続部材65が巻取部25に対してスライド自在となり、かつ複数の固定穴77のいずれか1つが軸受33の貫通穴75と連通する(変形例4の構成および実施形態の構成)。この開閉体装置の構造において、新たな巻取部25は、挿着部73に設けられた複数の固定穴77のうちいずれか一つを利用することにより、既存の軸受33に設けられている貫通穴75と固定穴77を一致させることができる。これに加え、挿着部73は、巻取部25に対してスライド自在となる。つまり、複数の固定穴77のそれぞれの位置が、挿着部73のスライドによってさらにアジャスト調整が可能となる。これにより、新たな巻取部25は、種々の軸受33に対してさらに幅広く対応が可能となる。その結果、接続部材65が巻取部25に対してスライド自在となり、かつ複数の固定穴77のいずれか1つが軸受33の貫通穴75と連通するので、現場での穴あけ加工が不要となり、自社製・他社製の軸受33に対し、新たな巻取部25がさらに広く使えるようになり、もって、汎用性の向上、施工時間の短縮、施工性の向上を図ることができる。
In addition, in the structure of this opening/closing body device, the
また、この開閉体装置の構造では、接続部材65が巻取部25に対してスライド自在となり、かつ固定穴77が巻取部25の軸線方向に長い長穴93で形成される(変形例4の構成および変形例1の構成)。この開閉体装置の構造において、新たな巻取部25は、挿着部73に設けられた長穴93を利用することにより、既存の軸受33に設けられている貫通穴75と、長穴93となった固定穴77の長手方向いずれかの位置とを一致させることができる。これに加え、挿着部73は、巻取部25に対してスライド自在となる。つまり、長穴93の位置が、挿着部73のスライドによってさらにアジャスト調整が可能となる。これにより、新たな巻取部25は、種々の軸受33に対してさらに幅広く対応が可能となる。その結果、接続部材65が巻取部25に対してスライド自在となり、かつ固定穴77が巻取部25の軸線方向に長い長穴93で形成されるので、現場での穴あけ加工が不要となり、自社製・他社製の軸受33に対し、新たな巻取部25がさらに広く使えるようになり、もって、汎用性の向上、施工時間の短縮、施工性の向上を図ることができる。
In addition, in the structure of this opening/closing body device, the
また、この開閉体装置の構造では、接続部材65が巻取部25に対してスライド自在となり、かつ固定穴77の長手方向が巻取部25の軸線方向に対して傾斜している(変形例4の構成および変形例2の構成)。この開閉体装置の構造において、新たな巻取部25は、挿着部73に設けられた傾斜した長穴93を利用することにより、軸受33の側板67を貫通したボルト89で傾斜した長穴93が共締めされると、貫通穴75に対して斜めの固定穴77がズレなくなる。これにより、軸受33に対して、挿着部73が抜ける方向などのズレを規制することかできる。これに加え、挿着部73は、巻取部25に対してスライド自在となるので、傾斜した長穴93が軸受33の貫通穴75に対して平行移動することになる。つまり、挿着部73がスライドされることにより、傾斜した長穴93が、巻取部25の軸線方向と、底板69に垂直な高さ方向との双方のアジャスト調整を可能とする。これにより、新たな巻取部25は、種々の軸受33に対してさらに幅広く対応が可能となる。その結果、接続部材65が巻取部25に対してスライド自在となり、かつ固定穴77の長手方向が巻取部25の軸線方向に対して傾斜しているので、現場での穴あけ加工が不要となり、自社製・他社製の軸受33に対し、新たな巻取部25がさらに広く使えるようになり、もって、汎用性の向上、施工時間の短縮、施工性の向上を図ることができる。
In addition, in the structure of this opening/closing body device, the
したがって、本実施形態に係る開閉体装置の構造によれば、既存の軸受33が自社製・他社製であっても、現場での穴あけ加工を不要にして、新たな巻取部25を既存の軸受33に容易に取り付けられて連結でき、もって、汎用性の向上、施工時間の短縮、施工性の向上を図ることができる。
Therefore, according to the structure of the opening/closing body device of this embodiment, even if the existing
11…開閉体装置(シャッター装置)
21…開口部
25…巻取部
27…開閉体(シャッターカーテン)
31…躯体
33…軸受
35…ブラケット
43…連結端部
65…接続部材
67…側板
69…底板
71…基部
73…挿着部
75…貫通穴
77…固定穴
93…長穴
11...Opening and closing device (shutter device)
21: Opening portion 25: Winding portion 27: Opening/closing body (shutter curtain)
Reference Signs List 31: Body 33: Bearing 35: Bracket 43: Connection end 65: Connection member 67: Side plate 69: Bottom plate 71: Base 73: Insertion portion 75: Through hole 77: Fixing hole 93: Slotted hole
Claims (7)
前記軸受は、一対の平行な側板の下端同士が底板で接続されるコ字形の開放側が上向きとなって前記ブラケットに固定され、
少なくともいずれか一方の前記連結端部は、接続部材を有し、
前記接続部材は、
前記連結端部に取り付けられる基部と、
前記基部から前記軸受に向かい突出して前記軸受の前記底板に支持され、前記側板に形成される貫通穴と連通する固定穴を備える挿着部と、を有し、
前記基部が、前記連結端部に対して相対回転不能かつ前記巻取部の軸線方向にスライド自在に取り付けられることを特徴とする開閉体装置の構造。 A structure of an opening/closing body device in which bearings are fixed to brackets that are fixed to a building frame and face each other across an opening in the building, and each of the bearings is connected to a connecting end that is an end of a winding part around which an opening/closing body that opens and closes the opening is wound,
The bearing is fixed to the bracket with the open side of a U-shape, in which the lower ends of a pair of parallel side plates are connected to a bottom plate, facing upward,
At least one of the coupling ends has a connecting member,
The connecting member is
A base portion attached to the connecting end portion;
an insertion portion that protrudes from the base toward the bearing, is supported by the bottom plate of the bearing, and has a fixing hole that communicates with a through hole formed in the side plate;
A structure of an opening/closing body device, characterized in that the base portion is attached so as to be unable to rotate relatively to the connecting end portion and so as to be able to slide freely in the axial direction of the winding portion.
前記軸受は、一対の平行な側板の下端同士が底板で接続されるコ字形の開放側が上向きとなって前記ブラケットに固定され、
少なくともいずれか一方の前記連結端部は、接続部材を有し、
前記接続部材は、
前記連結端部に取り付けられる基部と、
前記基部から前記軸受に向かい突出して前記軸受の前記底板に支持され、前記側板に形成される貫通穴と連通する固定穴を備える挿着部と、を有し、
前記固定穴が、前記巻取部の軸線に沿う方向で複数設けられ、複数の前記固定穴のいずれか1つが前記軸受の貫通穴と連通することを特徴とする開閉体装置の構造。 A structure of an opening/closing body device in which bearings are fixed to brackets that are fixed to a building frame and face each other across an opening in the building, and each of the bearings is connected to a connecting end that is an end of a winding part around which an opening/closing body that opens and closes the opening is wound,
The bearing is fixed to the bracket with the open side of a U-shape, in which the lower ends of a pair of parallel side plates are connected to a bottom plate, facing upward,
At least one of the coupling ends has a connecting member,
The connecting member is
A base portion attached to the connecting end portion;
an insertion portion that protrudes from the base toward the bearing, is supported by the bottom plate of the bearing, and has a fixing hole that communicates with a through hole formed in the side plate;
A structure of an opening/closing body device, characterized in that a plurality of the fixing holes are provided in a direction along the axis of the winding portion, and any one of the plurality of fixing holes is connected to a through hole of the bearing.
前記軸受は、一対の平行な側板の下端同士が底板で接続されるコ字形の開放側が上向きとなって前記ブラケットに固定され、
少なくともいずれか一方の前記連結端部は、接続部材を有し、
前記接続部材は、
前記連結端部に取り付けられる基部と、
前記基部から前記軸受に向かい突出して前記軸受の前記底板に支持され、前記側板に形成される貫通穴と連通する固定穴を備える挿着部と、を有し、
前記固定穴が、前記巻取部の軸線方向に長い長穴で形成され、前記固定穴が前記軸受の貫通穴と連通することを特徴とする開閉体装置の構造。 A structure of an opening/closing body device in which bearings are fixed to brackets that are fixed to a building frame and face each other across an opening in the building, and each of the bearings is connected to a connecting end that is an end of a winding part around which an opening/closing body that opens and closes the opening is wound,
The bearing is fixed to the bracket with the open side of a U-shape, in which the lower ends of a pair of parallel side plates are connected to a bottom plate, facing upward,
At least one of the coupling ends has a connecting member,
The connecting member is
A base portion attached to the connecting end portion;
an insertion portion that protrudes from the base toward the bearing, is supported by the bottom plate of the bearing, and has a fixing hole that communicates with a through hole formed in the side plate;
A structure of an opening/closing body device, characterized in that the fixing hole is formed as a long hole that is long in the axial direction of the winding portion, and the fixing hole communicates with a through hole of the bearing.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2023134177A JP2025029478A (en) | 2023-08-21 | 2023-08-21 | Structure of the opening and closing device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2023134177A JP2025029478A (en) | 2023-08-21 | 2023-08-21 | Structure of the opening and closing device |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2025029478A true JP2025029478A (en) | 2025-03-06 |
Family
ID=94825836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2023134177A Pending JP2025029478A (en) | 2023-08-21 | 2023-08-21 | Structure of the opening and closing device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2025029478A (en) |
-
2023
- 2023-08-21 JP JP2023134177A patent/JP2025029478A/en active Pending
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