JP2008132297A - Chair - Google Patents
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Abstract
Description
本願発明は、後傾動可能な背フレームに背もたれを取り付けているロッキング椅子に関するものである。 The present invention relates to a rocking chair having a backrest attached to a back frame that can be tilted backward.
椅子において、背もたれを後傾動させるための機構として、後傾動する背フレームに背もたれを取り付けたものがある(背フレームはばね手段に抗して後傾動する。)。この場合は、背フレームを全体として一体に製造する場合と、複数の部材からなる複合品として製造する場合とがある。 In a chair, as a mechanism for tilting the backrest backward, there is a mechanism in which the backrest is attached to a rearward tilting back frame (the back frame tilts backward against the spring means). In this case, there are a case where the back frame is manufactured integrally as a whole and a case where it is manufactured as a composite product including a plurality of members.
背フレームを複数の部材からなる複合品として製造すると、各部材が小さくなるため製造・加工の手間が省ける利点や、背フレームを強度が必要な部分は金属製として他の部分は軽量な樹脂製にするというように素材の特性を活かせるといった利点がある。背フレームはかなり大きな寸法があるため、全体をダイキャストや射出成形で製造するとおおがかりな設備が必要になり、このため、加工・製造の面において複数の部材に分離するのはメリットがあると言える。 When the back frame is manufactured as a composite product consisting of multiple members, each member becomes smaller, so the manufacturing and processing work can be saved. The parts that require strength for the back frame are made of metal, and the other parts are made of lightweight resin. There is an advantage that the characteristics of the material can be utilized. Since the back frame has a fairly large size, it is necessary to install a large amount of equipment by die casting or injection molding. For this reason, it is advantageous to separate it into multiple parts in terms of processing and manufacturing. I can say that.
背フレームを複数の部材で構成する場合、部材の相互間は互いに重ね合わせてねじ類等のファスナーで締結する必要がある。その例として特許文献1には、座が固定されているベース部材に後傾動可能に連結された後部支持体に左右一対の起立部を設ける一方、背支柱を左右の縦枠部とその上端に連結した水平部とを有する背面視で下向き開口コ字状に形成して、背支柱の左右縦枠部を後部支持体の左右起立部にボルト(ビス)で締結することが記載されている。更に、この特許文献1では、背支柱の縦枠部と後部支持体の起立部とは、背支柱の縦枠部が前に位置する状態で前後に重なり合っており、両者を前後方向に延びる姿勢のボルトで締結している。
背もたれには人の体圧が大きな荷重として作用するが、この荷重は背フレームの下部に大きなモーメントとして作用する。従って、背フレームは堅牢な構造になっている必要があり、複数の部材を締結して構成されている場合、その締結部は十分な強度を要する必要がある。 The human body pressure acts as a large load on the backrest, but this load acts as a large moment on the lower part of the back frame. Therefore, the back frame needs to have a robust structure, and when the plurality of members are fastened, the fastening portion needs to have sufficient strength.
しかして、特許文献1のように背支柱の縦枠部と後部支持体の起立部とが前後に重なり合っているに過ぎない構成では、背支柱に作用した荷重は背支柱の縦枠部と後部支持体の起立部とに単純な曲げ力として作用するに過ぎないため、十分な強度を得るには背支柱と後部支持体との重合部を分厚い構造にしなければならず、また、ボルトには背支柱に作用した荷重が軸方向の力として作用するが、ボルトによる縦枠及び背支柱の支持面積はだいたい決まっている(頭の座面の面積はおおむね決まっている)ため、高い締結強度を得るにはボルトの本数を増やさねばならないという問題である。
Thus, in the configuration in which the vertical frame portion of the back column and the upright portion of the rear support body overlap each other as in
例えば事務用に多用されているロッキング式の回転椅子では、背もたれは大きな角度で後傾するが、背もたれの後傾角度が大きくなるとそれだけ背フレームに作用するモーメントは大きくなるため、背フレームを複数の部材で構成している場合の連結部の強度保持は椅子を設計する上で必要不可欠の問題として要請されるが、特許文献のような単純な締結構造ではこのような要請に応えることはできないと言える。 For example, in a rocking-type swivel chair often used for office work, the backrest tilts backward at a large angle, but as the backrest tilt angle increases, the moment acting on the back frame increases accordingly. Maintaining the strength of the connecting part when it is composed of members is required as an indispensable problem in designing a chair, but it is impossible to meet such a request with a simple fastening structure such as patent literature I can say that.
更に述べると、特許文献1では背支柱の縦枠部は後部支持体の前面に重なっているため、ロッキングによって背もたれに作用した荷重(背もたれ荷重)により、背支柱の縦枠部は後部支持体の上端を支点にして回動する(後傾動する)傾向を呈し、そのため、ロッキングにより背もたれに作用するモーメントは、背支柱の縦枠部を後部支持体から離反させるように作用する。このためボルトに大きな負担が掛かって、高い締結強度を確保し難いと言える。
Further, in
本願発明は、このような現状に鑑み成されたものであり、傾動フレームに背支柱を固定することで背フレームを構成している椅子において、傾動フレームと背支柱との締結部を、ロッキングに際してのモーメントを的確に支持して高い締結強度を確保できる構成とすることを課題とするものである。 The present invention has been made in view of such a situation, and in a chair that constitutes a back frame by fixing the back strut to the tilting frame, the fastening portion between the tilting frame and the back strut is rocked. It is an object of the present invention to provide a structure capable of accurately supporting the moment of the above and ensuring high fastening strength.
本願発明は2つのアプローチを有している。両アプローチの椅子とも対象は共通している。すなわち、本願発明は、「ベースに後傾動可能に連結された傾動フレームと、前記傾動フレームの後端部に固定された背支柱と、前記背支柱に取り付けた背もたれとを備えており、前記傾動フレームと背支柱とで背フレームが構成されている」という基本構成の椅子を対象にしている。 The present invention has two approaches. The target is the same for both approaches. That is, the present invention includes: a tilt frame coupled to a base so as to be tiltable backward, a back column fixed to a rear end portion of the tilt frame, and a backrest attached to the back column; It is intended for chairs with a basic configuration that the frame and the back column constitute a back frame.
そして、一つのアプローチの発明では、請求項1に記載したように、前記傾動フレームは、前記ベースから後方に延びる主部とこの主部の後端から略上向きに延びる起立部とを備えており、前記傾動フレームの起立部は側面視で鉛直線に対して前傾姿勢になっている一方、前記背支柱の下部は前記傾動フレームの起立部に後方から重なっており、傾動フレームの起立部と背支柱の下部とが前後離反不能に固定されている。
In one aspect of the invention, as described in
他のアプローチの発明では、請求項2に記載したように、前記基本構成において、前記傾動フレームの後端部には略上向きに突出したボス部が形成されている一方、前記背支柱の下部には、前記傾動フレームのボス部に上方から嵌合する下向き開口の中空部と、前記中空部から下向きに延びていて傾動フレームのうちボス部の下方の部分に後方から重なる下重合部とが形成されており、傾動フレームと背支柱とをその下重合部の任意の部位においてねじで締結している。なお、前記中空部は「袋状部」又は「ポケット部」と呼ぶことも可能である。
In another aspect of the invention, as described in
請求項3の発明は請求項2を展開したものであり、この発明では、請求項2において、前記傾動フレームのボス部とその下方の部分とは全体として側面視で後ろ向き凹状に屈曲した略くの字の形態を成している一方、背支柱の中空部と下重合部とも全体として側面視で後ろ向き凹状に屈曲した略くの字の形態を成しており、背支柱の中空部と下重合部とのいずれか一方又は両方がねじで傾動フレームに固定されている。
The invention of
人が背もたれに凭れかかることによる荷重(背もたれ荷重)は背支柱を後ろに倒す外力として作用する。従って、特許文献1のように単に後部支持体の起立部と背支柱とが前後に重なっているに過ぎない構成では、背支柱はその下端を中心にして後部支持体の起立部から後ろ側に離反する傾向を呈し、その結果、ボルトにも過大な負担がかかる。
A load caused by a person leaning on the backrest (backrest load) acts as an external force that tilts the back column backward. Therefore, in the configuration in which the upright portion of the rear support and the back strut are simply overlapped in the front and rear as in
これに対して本願の請求項1の発明では、傾動フレームの起立部が側面視で前傾していることと、背支柱の下部が傾動フレームの起立部に後方から重なっていることとの相乗効果により、ロッキングによって背もたれに作用したモーメントは背支柱の下部を傾動フレームの起立部に後方から押し付ける(密着させる)ように作用し、その結果、傾動フレームの起立部と背支柱の下部とは、多数本のボルトで締結するというような過度の固定手段を講じることなくしっかりと固定された状態に保持される。
On the other hand, in the invention of
同様に本願の請求項2,3の構成では、傾動フレームのボス部と背支柱の筒状部とが嵌合していることにより、背支柱はその筒状部によって請求項から離反することが阻止されてるのであり、これに加えて、筒状部から下重合部が下向きに延びているため、筒状部に作用するモーメント(負担)は小さくなり、その結果、特許文献1に比べて格段に高い耐荷重強度を確保することができる。また、背支柱の筒状部が傾動フレームのボス部に嵌まることで背支柱は自動的に位置決めされるため、椅子の組み立ての手間も軽減できる。
Similarly, in the configurations of
椅子の背もたれは非ロッキング状態で若干後傾していることが殆どである。また、椅子の背もたれの下部は側面視で前向き突状に湾曲(又は屈曲)していることも多い(主として、人の腰部を支えるランバーサポート機能を確保するためである。)。従って、背フレームを傾動フレームと背支柱とで構成すると、背支柱を後傾姿勢とする一方、傾動フレームの後端部は側面視で前傾姿勢に形成すると、傾動フレームは座と干渉することを回避できると共に背もたれの形状への追従性も確保できて好適であると言える。 In most cases, the backrest of the chair is tilted slightly backward in an unlocked state. In addition, the lower part of the backrest of the chair is often curved (or bent) in a forward projecting shape in a side view (mainly to ensure a lumbar support function for supporting a human waist). Therefore, if the back frame is composed of a tilting frame and a back column, the back column will be in a backward tilting posture, while the rear end of the tilting frame will be in a forward tilting posture in side view, the tilting frame will interfere with the seat. It can be said that it is possible to avoid the problem and to ensure the followability to the shape of the backrest.
そして、請求項2の発明では、仮に背支柱の筒部を傾動フレームのボス部に嵌めただけの形態であって背支柱に下重合部が存在しない場合は、傾動フレームの後部を前傾姿勢に形成すると、背支柱の下部を前傾姿勢の筒部に形成してこれを傾動フレームの後部に嵌め込む構造を採用せざるを得ず、すると、背支柱の下端部に荷重が集中して強度が低下する。これに対して本願発明では、請求項2に記載しているように、背支柱に下重合部が存在するため、傾動フレームの後端部を側面視でくの字状に形成しても、背支柱の下部を側面視でくの字状に形成して高い強度を確保することができるのである。
In the invention of
下記の実施形態から理解できるように、請求項1の構成と請求項2,3の構成とを融合させることによってより好適な椅子を提供できる。つまり、請求項1の発明と請求項2,3の発明とは対立するものではなく、共通の課題のために互いに補完・融合し合える関係にある。
As can be understood from the following embodiments, a more suitable chair can be provided by fusing the configuration of
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図10では第1実施形態(主たる実施形態)を示している。本実施形態は事務用に多用されている回転椅子に適用しており、まず、椅子の概要を図1,2に基づいて説明する。図1のうち(A)は前方から見た斜視図、(B)は右側面図、図2のうち(A)は背面図、(B)は後方から見た斜視図である。 Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 10 show a first embodiment (main embodiment). This embodiment is applied to a swivel chair frequently used for office work. First, an outline of the chair will be described with reference to FIGS. 1A is a perspective view seen from the front, FIG. 2B is a right side view, FIG. 2A is a rear view, and FIG. 1B is a perspective view seen from the rear.
(1).概要
椅子は、脚1と座2と背もたれ3とを備えている。脚1は、放射状に延びる枝足4とガスシリンダよりなる脚支柱5とを備えており、脚支柱5の上端には上向き開口箱状のベース6が固定されている。背もたれ3は、その全体がエラストマーを配合した樹脂板からなっており、一般成人が両手で持ってごく軽い力で折り曲げできるほどの柔軟性を有している。
(1). Outline The chair has a
ベース6の後端部でかつ左右両側部には、側面視で略後傾姿勢の左右一対の傾動フレーム7が左右長手の軸(図示せず)によって連結されている。傾動フレーム7の後端には上下長手の背支柱8がボルトで固定されており、背支柱8の上端部に背もたれ3の上部が固定されている。傾動フレーム7はアルミ等の金属製(ダイキャスト製品)であり、背支柱8は合成樹脂製であり、傾動フレーム7と背支柱8とで背フレーム(バックフレームと呼んでも良い)が構成されている。
A pair of left and right tilting frames 7 that are substantially rearwardly tilted in a side view are connected to the rear end portion of the
座2は、ベース6の前部に連結した左右一対のフロントリンク9と、傾動フレーム材7に回動自在に取り付けられた左右一対のリアリンク10とに連結されており、人が腰掛けると、座2は、リンク9,10の回動によって下降しつつ後退動する。
The
他方、背もたれ3の下部はアッパーリンク11及びロアリンク12によって連結されており、人が着座して座2が下降すると背もたれ3の下部が前進動するようになっている。従って、人が浅く腰掛けても、背もたれ3の下部のランバーサポート部3a(側面視で前向き突状に湾曲している部分)で人の腰が支えられる。左右傾動フレーム材7の前部にはそれぞれ肘掛け装置13を取り付けている。
On the other hand, the lower part of the
また、図2(B)から理解できるように、アッパーリンク11は平面視で前向き凹状に湾曲した弓形に形成されており、その左右両端部が背もたれ3におけるランバーサポート部3aの左右両端部に連結されている。このため、ランバーサポート部3aは人の体圧によって伸び変形し得る。このためフィット性に優れている。特に、ロッキングに際してはランバーサポート部3aが伸び変形することで背もたれ3は側面視で平坦状に伸びる傾向を呈しており、このため、非ロッキング時にはランバーサポート機能を発揮しつつ、ロッキング時には人の背は全体にわたって違和感のない状態に支えられる。
Further, as can be understood from FIG. 2B, the
左右の傾動フレーム7の間には、座2の下降動によって背もたれ3のランバーサポート部3aを前進させる連動装置が配置されており、アッパーリンク11とロアリンク12とは、連動装置を構成する前後傾動式で上下長手のバックリンク14(図2(B)参照)に連結されている。なお、背もたれ3のランバーサポート部3aは前進した位置に固定的に保持される訳ではなく、ある程度の後ろ向き外力がかかるとばね手段に抗して後退し得る(人が椅子に深く腰掛けると、ランバーサポート3aは前進しない。)。
Between the left and right tilt frames 7, an interlocking device that moves the lumbar support portion 3a of the
図2から理解できるように、背支柱8は、上下長手の左右の縦枠8a、左右縦枠8aの下端に一体に繋がった下水平枠8b、左右縦枠8aの上端に一体に繋がった上水平枠8c、の4つの部分を備えており、全体として前後開口の四角枠状になっている。そして、上水平枠8cに、背もたれ板3の背面に重なる横長長方形のアッパープレート8dを一体に形成している。アッパープレート8dは左右縦枠8aの左右外側に張り出しており、背もたれ板3の左右横幅とほぼ同じ(若干だけ短い)幅寸法になっている。アッパープレート8dは大小のカバー15,16で覆われている。
As can be understood from FIG. 2, the
次に、図3以下の図面も参照し傾動フレーム7及び背支柱8の構造の詳細と連結構造を説明する。図3は傾動フレーム7の斜視図、図4のうち(A)は傾動フレーム7を内側から側面図(実際の姿勢より寝かせて描いている)、(B)は傾動フレーム7の平面図、図5は背支柱8の一部省略部分斜視図、図6のうち(A)は傾動フレーム7に背支柱8を固定した状態での背面図、(B)は傾動フレーム7の背面図、(C)は背支柱8の部分的な背面図である。
Next, details of the structure of the
更に、図7のうち(A)は傾動フレーム7に背支柱8を締結した状態での側面図、(B)は背支柱8の部分側面図、(C)は(B)のC−C視図、(D)は(C)のD−D視断面図、図8は傾動フレーム7と背支柱8との分離側断面図、図9のうち(A)は傾動フレーム7と背支柱8とを締結した状態での縦断側面図、(B)は(A)のB−B視断面図、(C)は(A)のC−C視断面図である。
7A is a side view in a state where the
(2).傾動フレーム
まず、傾動フレーム7の構造を説明する。図3,4に示すように、傾動フレーム7は、側面視で水平に対して例えば25〜30°程度の角度で後傾した主部7aと、主部7aの後端から前傾姿勢で立ち上がった起立部7bと、起立部7bから略鉛直に近い姿勢で立ち上がったボス部7cとで構成されており、全体としては側面視略L字状になっており、後部のみを見ると、起立部7bとボス部7cとが略くの字状の形態になっている。主部7aと起立部7bとは側面視で略直交している。従って、非ロッキング状態において起立部7bが鉛直線に対して前傾した角度は25〜30°程度になっている。以下、具体的な構造を説明する。
(2) Tilt frame First, the structure of the
主部7aの前端部には、ベース6に連結するための軸が嵌まる軸受け穴18が形成されており、軸受け穴18のやや後部でかつ上部には、背もたれ3の後傾動に連動して座2を後退及び後傾させるためのシンクロ用軸が嵌まる軸受け筒部19が形成されており、更に、前部には、肘装置13を取り付けるための中空状の肘受け部20が左右外向きに張り出した状態に一体に形成されている。また、主部7aの内側部には、既述した連動装置を構成する受け部材(図示せず)を固定するための受け部21が形成されている。主部7aは内向き開口の中空状で内部には補強リブ22が形成されている。
A bearing
傾動フレーム7の起立部7bは主部7aと略同じ程度の横幅になっており、背面はフラットになっている。また、起立部7bと主部7aとが繋がっているコーナー部の外角部には、側断面視で後傾状の底面23aを有する下切欠き部23が形成されている。そして、下切欠き部23の手前側に横向き開口の下ナット収納穴24が形成されており、下ナット収納穴24と下切欠き部23とを連通するボルト挿入穴25が空いている。下ナット収納穴24には六角ナット26を横方向から嵌め入れることができる。
The
下ナット収納穴24は主部7aの後部空所27と連通しているが、必ずしも連通させる必要はない。なお、下切欠き部23の底面23aは側面視において主部7aの下面に対して55°前後の角度で傾斜しており、また、下切欠き部23の底面23aは側面視でボス部35の延び方向と平行に延びている。
The lower
例えば図4(B)や図6(B)から理解できるように、傾動フレーム7のボス部35は起立部7bよりも幅狭であり、かつ、起立部7bの背面28はボス部35の左右外側に広がっている。従って、図6(B)に示すように、起立部7bの背面28は背面視で上向き開口コ字状の形態を成しており、この背面28の下部に下切欠き部23が形成された状態になっている。
For example, as can be understood from FIGS. 4B and 6B, the
例えば図4や図8に明示されているように、傾動フレーム7のボス部7cは、側面視で先窄まり形状の基部29と、側面視で略平行形状な先端部30とを備えており、全体としては先窄まり形態になっている。基部29の上面と先端部30の上面とは側面視でくの字状に屈曲しているが、基部29の背面と先端部30の反面とは滑らかに連続している。また、図6(B)や図9(B)から理解できるように、ボス部7cは、平断面視で後ろ側が
幅狭の台形に近い断面形状になっている。
For example, as clearly shown in FIGS. 4 and 8, the
そして、ボス部7cを構成する基部29の下端部には、左右片側に開口した上ナット収納穴32と、上ナット収納穴32に連通して手間側に開口した上ボルト挿通穴33とが形成されている。図9(C)に示すように、上ナット収納穴32の内部には、ナット34の挿入位置を規制するストッパー部35が形成されている。また、上ボルト挿通穴33の軸線は側面視で水平に対してやや後傾姿勢になっている。また、基部29のうち上ボルト挿通穴33が開口している部分は、ナット34の座面と平行な段部36になっている。
At the lower end of the
図3から容易に理解できるように、起立部7bの上面には逆台形状の上向き凹所37が形成されている。また、起立部7bの背面には、ボス部7cに連続して下向きに延びる尾根部38が一体に形成されている。ボス部7c及び尾根部38には、左右両側に開口した横向き凹所39が形成されている。
As can be easily understood from FIG. 3, an
(3).背支柱及びその締結構造
次に、背支柱8の形態と締結構造とを説明する。例えば図5や図7(D)に示すように、背支柱8の縦枠8aは前向きに開口した樋状に形成されており、その内部には多数の補強リブ41が形成されている(図5において右側の縦枠8aの凹所とリブは省略している。)。また、背支柱8の下水平部8bも前向きに開口した樋状になっており、その内部にも補強リブ41が形成されている。
(3). Back column and its fastening structure Next, the form of the
背支柱8における縦枠8aの下部は、傾動フレーム7における起立部7bとボス部7cとの側面視形態に倣って側面視で略くの字状の形態を成している。すなわち、背支柱8の縦枠8aは、その下端部を構成する前傾部42とこれに連続した後傾部43とで側面視略くの字の形態を成している。本実施形態では、前傾部42が請求項に記載した下重合部に該当する。そして、後傾部43の下部は、傾動フレーム7のボス部7cに嵌合する下向き開口の中空部(筒状部)43aになっており、縦枠8aの前傾部42は前向きに開口した樋状に形成されている。
The lower part of the
図8及び図9(A)から理解できるように、縦枠8aの中空部43aは傾動フレーム7のボス部7cにきっちり嵌合するようになっている。他方、縦枠8aの前傾部42は、傾動フレーム7の尾根部38を覆った状態で起立部7bの背面28に密着している、また、傾動フレーム7における起立部7bの左右側面と背支柱8における前傾部42の左右側面とは略同一面状に揃っている。
As can be understood from FIGS. 8 and 9A, the
例えば図8や図9(A)に示すように、背支柱8における中空部43aの前壁部下端には、傾動フレーム7における起立部7bの上向き凹所37に嵌合する突部43が形成されている。かつ、背支柱8における中空部43aの前壁部下端部には、ボス部7cの付け根箇所の段部36に嵌合する段違い部44が形成されており、この段違い部44にボルト挿通穴45が空いている。段違い部44の前面にはボルト46の頭が嵌まる座ぐり穴47が形成されている。
For example, as shown in FIGS. 8 and 9A, a
背支柱8における前傾部42の下端には、傾動フレーム7の下切欠き部23に後方から嵌合する下突起部48が形成されている。下突起部48は略袋状に形成されており、また、下切欠き部23の底に重なる下向き開口袋状の下重合部48aを備えており、下重合部48aにボルト挿通穴49が空いている。下重合部48aにはボルト50の頭が入り込むようになっている。
At the lower end of the forward inclined
(4).まとめ
以上の説明から既に理解できているように、背支柱8は、その中空部43aを傾動フレーム7のボス部7cに挿入してから、上下のボルト46,50をナット34,26にねじ込むことにより、傾動フレーム7に締結される。そして、図9(A)に白抜き矢印Aで示すように、ロッキングによって背支柱8には後ろ向きの外力が作用するが、背支柱8の中空部43aが傾動フレーム7のボス部7cに嵌まっているため、背もたれ荷重に対して高い支持強度が保持されている。
(4) Summary As can be understood from the above description, the
また、上下のボルト46,50はボス部7cに対する背支柱8の差し込み方向と略直交した方向に延びる姿勢になっているため、特に中空部43aがボス部7cにしっかりと固定されることになり、その結果、特定箇所に外力が集中することを抑制して高い締結強度を得ることができる。また、本実施形態のように上部のボルト46を前方からねじ込むと、中空部43aの前板がボス部7cにしっかりと固定されるため、中空部43aが変形することを抑制していっそう高い強度を確保できる。
In addition, since the upper and
なお、傾動フレーム7に雌ねじ穴を形成してこれにボルト46,50をねじ込むことも可能であるが、本実施形態のように構成すると、ナット収納穴24,32は傾動フレーム7のダイキャスト加工で形成されるため、加工の手間を抑制できる利点がある。本実施形態のように背支柱8の縦枠8aにリブ41を形成すると、縦枠8aのねじれ等に対する強度が格段に向上する利点がある。
Although it is possible to form a female screw hole in the
仮に中空部43aとボス部7cのみの嵌合に過ぎない場合は、本実施形態のように傾動フレーム7の後部がくの字状に形成されていると、中空部43aとボス部7cとの嵌まり合い寸法を大きくできないため高い締結強度を確保することができないが、本実施形態では、背支柱8は中空部43aから下方に延びる前傾部42を有しており、この前傾部42の存在によって背支柱8と傾動フレーム7との重合部の上下長さを格段に長くできるため、締結強度が格段に高くなるのである。
If only the
また、傾動フレーム7の後部(起立部7bとボス部7cとからなる略上向き姿勢の後部)を略くの字状に形成すると、傾動フレーム7と背支柱8とからなる背支持フレームは背もたれの形態に倣った自然なプロフィールになるが、本願発明では、背支柱8が中空部43aの下方においても傾動フレーム7に重なっているため、傾動フレーム7の起立部7bとボス部7cとが側面視で屈曲した姿勢であっても、背もたれ荷重の大きなモーメントに抗し得る高い強度を得ることができるのである。
Further, when the rear part of the tilting frame 7 (the rear part of the substantially upward posture composed of the
なお、傾動フレーム7における起立部7bが鉛直線に対して前傾した角度(或いは背支柱8における縦枠8aの前傾部42が鉛直線に対して前傾した角度)は背もたれ3の形状等に応じて任意に設定できる。実施形態では既述のとおり25〜30°程度になっているが、例えば10〜35度程度と成すことも可能である。
The angle at which the standing
本実施形態のように傾動フレーム7の後部及び背支柱8の下部とが側面視でくの字状の形態になっていると、ロッキングに伴う荷重(モーメント)は背支柱8の前傾部42を傾動フレーム7の起立部7bに対して密着させるように作用するため、すなわち、モーメントが広い面積にわたって分散して支持されるため、支持強度がいっそう向上する利点がある。この点も含めて、起立部7bを前傾させたことの利点を図10の模式図に基づいて説明する。
When the rear part of the
図10のうち(A)では本実施形態における傾動フレーム7と背支柱8との骨組みを示している。他方、(B)(C)は請求項1の発明に対する比較例であり、(B)では傾動フレーム7の起立部7bと背支柱8の下部(重合部)42とは側面視で鉛直姿勢になっており、更に(C)では傾動フレーム7の起立部7bと背支柱8の下部(重合部)42とは側面視で鉛直線に対して後傾姿勢になっている。傾動フレーム7の主部7aは三者とも同じ傾斜角度になっている。
FIG. 10A shows a framework of the
ロッキングによって背支柱8に背もたれ荷重が作用すると背フレームにはその回動支点を中心にして後傾させようとするモーメンが作用する。三者の共通した箇所に作用するモーメントを仮にFとすると、背もたれ荷重は傾動フレームの回動支点を中心にした円弧の方向を向いているため、Fは水平分力F1と垂直分力F2との合力として捉えることができる。
When a backrest load is applied to the
そして、三者とも背支柱8の下部42に対するモーメントFの作用方向は同じであるが、本実施形態では傾動フレーム7の起立部7bが前傾しているため、背支柱8の下部42に作用したモーメントFのうち垂直分力は背支柱8の下部42を傾動フレーム7の起立部7bに密着するように作用する。このため、背支柱8の下部42を傾動フレーム7の起立部7bから離反させようとする外力はFよりも相当に小さくなっている。このため、背支柱8の下部42と傾動フレーム7の起立部7bとは高い締結強度が確保されている。
And the action direction of the moment F with respect to the
また、ロッキングに際して背支柱8の下部(起立部7bに対する重合部)42は起立部7bの上端を中心にして図面の状態で時計回りに回動するように作用するが、傾動フレーム7の主部7aと起立部7bとが側面視で略直交しているため、矢印F3で示すように、背支柱8の下部42の下端部に作用したモーメントは主部7aに対してこれを軸方向に圧縮しようとする外力として作用することになり、このため、傾動フレーム7の対荷重強度が格段に高く保持されている(圧縮応力は曲げ応力やせん断応力よりも格段に高いからである)。なお、ロッキングによって傾動フレーム7と背支柱8との姿勢は変わるが、両者に作用する力の関係は一定である。
Further, at the time of locking, the lower portion of the back column 8 (the overlapping portion with respect to the standing
他方、非ロッキング状態で起立部7bが鉛直姿勢にしてある比較例である(B)では、ロッキングに際して背支柱8に作用するモーメントFの垂直分力は起立部7bから滑るように作用するに過ぎず、このため、モーメントFの大部分は水平分力となって背支柱8の下部42を傾動フレーム7の起立部7bから離反させようとするように作用する。従って、両者を単にボルトで締結しただけのような場合は、高い締結強度を確保するにはボルトの本数を増やす等の対策を講じる必要がある。
On the other hand, in the comparative example (B) in which the
更に起立部7bが後傾している比較例である(C)では、背支柱8に作用したモーメントFの垂直分力F2も背支柱8の下部42を傾動フレーム7の起立部7bから離反させるように作用するため、両者をボルトで締結しているに過ぎない場合は当該ボルトに大きな負荷が作用することになり、このため単にボルト類で締結したに過ぎない状態では高い締結強度を確保し難い。
Further, in the comparative example (C) in which the standing
以上のように、請求項1の発明及び本実施形態では、側面視で起立部7bが前傾していることと、背支柱8の下部42が起立部7bに後方から重なっていることとにより、高い締結強度を確保できるのである。但し、請求項2のように背支柱の下部に中空部を設けることにより、図10(B)(C)のような態様であっても高い締結強度を確保することができる。
As described above, according to the first aspect of the present invention and the present embodiment, the
(5).他の実施形態(図11)
図11では他の実施形態を模式的に示している。(A)(B)(C)はそれぞれ請求項1と請求項2とを融合させた形態であり、起立部7bは前傾姿勢になっている。そして、(A)に示す例では、背支柱8に下向き開口の中空部43aを設けることに加えて、起立部7bの下端にも上向き開口の中空部7dを設けており、上向き開口の中空部7dに背支柱98の下部(前傾部)42の下端部を嵌め入れている。この場合は、起立部7bと前傾部42とは例えば1本のビスで固定するだけでも十分な締結強度が確保される。
(5). Other embodiment (FIG. 11)
FIG. 11 schematically shows another embodiment. (A), (B), and (C) are the forms in which claims 1 and 2 are fused, and the
(B)に示す例では、起立部7bの下端に上向き開口の中空部7dを設けて、上向き開口の中空部7dに背支柱98の下部(前傾部)42の下端部を嵌め入れている。この(B)の場合は、起立部7bの上端部と背支柱8とは離反不能にボルト類で締結する必要がある。
In the example shown in (B), a
(C)に示す例では、背支柱8の下部42を傾動フレーム7における起立部7bの前面に重ねており、かつ、傾動フレーム7における主部7aの後端に上向き開口の中空部7dを形成して、この中空部7dに背支柱98の下部(前傾部)42の下端部を嵌め入れている。傾動フレーム7と背支柱8とをこのような配置態様・嵌合態様と成すことは、起立部7bが前傾していない場合でも採用可能であり、本願発明と同じ効果を得ることができる。
In the example shown in (C), the
(6).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、傾動フレームは全体を一体化することも可能であり、更に、板金製品としたり樹脂成形品としたりするなど、素材や加工方法は任意に選択できる。また、背支柱も、例えば下向き開口の門形に形成するなど、形状に限定はない。更に、本願発明は、背もたれの荷重支持面をネット(網状体)で構成したネット椅子にも適用できる。
(6). Others The present invention can be embodied in various ways other than the above embodiment. For example, the tilting frame can be integrated as a whole, and the material and processing method can be arbitrarily selected, for example, a sheet metal product or a resin molded product. Further, the shape of the back column is not limited, for example, it is formed in a gate shape with a downward opening. Furthermore, the present invention can also be applied to a net chair in which the load support surface of the backrest is constituted by a net (net-like body).
3 背もたれ
7 傾動フレーム
7a 主部7
7b 起立部
7c ボス部
8 背支柱
8a 縦枠
42 背支柱の前傾部
43 背支柱の後傾部
43a 背支柱の中空部
32,45 ナット収納穴
26,34 ナット
46,50 ボルト
3
Claims (3)
という椅子であって、
前記傾動フレームは、前記ベースから後方に延びる主部とこの主部の後端から略上向きに延びる起立部とを備えており、前記傾動フレームの起立部は側面視で鉛直線に対して前傾姿勢になっている一方、前記背支柱の下部は前記傾動フレームの起立部に後方から重なっており、傾動フレームの起立部と背支柱の下部とが前後離反不能に固定されている、
椅子。 A tilting frame coupled to the base so as to be tilted backward; a back column fixed to a rear end of the tilt frame; and a backrest attached to the back column. The frame is composed,
A chair called
The tilting frame includes a main portion extending rearward from the base and an upright portion extending substantially upward from a rear end of the main portion, and the upright portion of the tilting frame tilts forward with respect to a vertical line in a side view. On the other hand, the lower part of the back column overlaps with the standing part of the tilting frame from behind, and the standing part of the tilting frame and the lower part of the back column are fixed so that they cannot be separated from each other.
Chair.
前記傾動フレームの後端部には略上向きに突出したボス部が形成されている一方、前記背支柱の下部には、前記傾動フレームのボス部に上方から嵌合する下向き開口の中空部と、前記中空部から下向きに延びていて傾動フレームのうちボス部の下方の部分に後方から重なる下重合部とが形成されており、傾動フレームと背支柱とをその下重合部の任意の部位においてねじで締結している、
椅子。 A tilt frame coupled to the base so as to be tiltable backward; a back column fixed to a rear end portion of the tilt frame; and a backrest attached to the back column; the back frame including the tilt frame and the back column Is configured,
While the rear end portion of the tilt frame is formed with a boss portion that protrudes substantially upward, the lower portion of the back column has a hollow portion with a downward opening that fits into the boss portion of the tilt frame from above. A lower overlapping portion extending downward from the hollow portion and overlapping the rear portion of the tilting frame below the boss portion is formed, and the tilting frame and the back strut can be screwed at an arbitrary portion of the lower overlapping portion. Is concluded in the
Chair.
背支柱の中空部と下重合部とのいずれか一方又は両方がねじで傾動フレームに固定されている、
請求項2に記載した椅子。 The boss portion of the tilting frame and the lower portion thereof are formed in a generally U-shape bent in a backward concave shape in a side view as a whole, while the hollow portion and the lower overlapping portion of the back column are seen in a side view as a whole. In the form of a generally U-shape bent backward concavely,
Either or both of the hollow portion of the back column and the lower overlapping portion are fixed to the tilting frame with screws,
The chair according to claim 2.
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