宮城

新品種イチゴ「ころろんベリー」26年冬デビュー　宮城が開発に8年

　宮城県が8年かけて開発したイチゴの新品種「ころろんベリー」が来冬デビューする。大粒でかむと果汁があふれ、甘さとほのかな酸味を感じられる。17日の記者会見で試食した村井嘉浩知事も「すごく甘くてみずみずしくておいしい」と太鼓判を押す。　ころんと転がりそうな丸みのある形と、断面がハート形から「心」の連想

ネットの中傷対策へ　宮城県議会　条例検討会初会合　／宮城

　10月の宮城県知事選で候補者らに関する中傷やデマが交流サイト（SNS）上で相次いだことを受け、宮城県議会が設置した対策条例検討会の初会合が17日、開かれた。座長の高橋宗也県議（自民党・県民会議）は「県議会として今まさに向き合うべき重要な課題。しっかり議論を進めたい」と語った。　名称は「インターネッ

学生有志が質問状　東北大　留学生授業料値上げ　／宮城

　東北大が外国人留学生の授業料を値上げすると発表したことを巡り、学生有志が大学側に経緯の説明などを求める公開質問状を157筆の署名とともに提出した。留学生の負担増大に懸念を示しており、「留学生学費値上げ問題を考える東北大生の会」代表で文学部4年の山下森人さん（24）は「学費の値上げによる収益はわずか

知事選で相次いだ中傷やデマ　宮城県議会が対策条例検討で初会合

　10月の宮城県知事選で候補者らに関する中傷やデマが交流サイト（SNS）上で相次いだことを受け、宮城県議会が設置した対策条例検討会の初会合が17日、開かれた。座長の高橋宗也県議（自民党・県民会議）は「県議会として今まさに向き合うべき重要な課題。しっかり議論を進めたい」と語った。　名称は「インターネッ

列島・北から南から（東北）　ビスケット天ぷら

　岩手県西和賀町の郷土菓子「ビスケットの天ぷら」が冷凍食品として商品化された。県立西和賀高の生徒が発案し、地元の食品加工事業者と協力して開発。日持ちの問題をクリアして地域外での販売が可能になった。　1箱6枚入りで、11月からふるさと納税の返礼品として先行リリースした。オンラインでも販売する。（盛岡）

社告

点字毎日　購読受け付け中　／宮城

　毎日新聞社では、視覚障害者向けのニュースを独自に取材・編集する週刊点字新聞「点字毎日」を発行しています。創刊は1922（大正11）年。現在、新聞社が発行する国内唯一の点字新聞です。　「点字毎日」の記事は、点字が読めない方でもお楽しみいただけます。同じ記事を大きめの活字で読むことができるタブロイド判

女川の出島　離島指定解除へ　本土結ぶ橋開通で　／宮城

　国土交通省の国土審議会分科会は宮城県女川町の出島を、離島振興法の地域指定から解除する方針を了承した。本土と結ぶ橋が開通し、指定要件を満たさなくなった。国による財政支援の対象外となる。政府は近く官報で告示し、来年4月1日付で解除する。　2024年12月に本土とつなぐ出島大橋（364メートル）が完成し

仙台×岐阜×松山　日本三大山城夜景　国内外にPR促進　／宮城

　新たな夜景ブランドで観光誘客につなげようと、仙台、岐阜、松山の3市は「日本三大山城夜景」を立ち上げた。1日に岐阜市役所であった表明式で3市は「歴史や文化のシンボルである城郭とその史跡をいかした夜景観賞を国内外に発信する」と宣言した。　3市にはそれぞれ、初代仙台藩主・伊達政宗の騎馬像がある「仙台城跡

多賀城に意味　柴咲コウさんら出演、映画「兄を持ち運べるサイズに」

　憎かった兄の死から動き出す、家族のつながりを描いた映画「兄を持ち運べるサイズに」が全国公開されている。翻訳家でエッセイストの村井理子さんが自らの体験をつづった「兄の終（しま）い」が原作で、「浅田家！」などで知られる中野量太さんが監督・脚本を務めた。主な舞台となったのは村井さんの兄が実際に過ごした宮

全国児童画コン　毎日新聞賞　宮小5年　佐藤環太さん　／宮城

　◇毎日小学生新聞賞　青森・新城小4年　奥谷蓮凰さん　日本児童画振興会賞　青森・三本木小3年　前田依里佳さん　第44回全国児童画コンクール（毎日新聞社・毎日小学生新聞・日本児童画振興会主催、文部科学省後援、CGCグループ協賛）で、宮城県蔵王町立宮小5年、佐藤環太さんが毎日新聞賞（小学校高学年の部）を

「多賀城」に意味がある　映画「兄を持ち運べるサイズに」公開　原作者「どこも兄が見ていた景色」　／宮城

　憎かった兄の死から動き出す、家族のつながりを描いた映画「兄を持ち運べるサイズに」が全国公開されている。翻訳家でエッセイストの村井理子さんが自らの体験をつづった「兄の終（しま）い」が原作で、「浅田家！」などで知られる中野量太さんが監督・脚本を務めた。主な舞台となったのは村井さんの兄が実際に過ごした宮

ぼうさい甲子園・受賞校紹介

／下　優秀賞3校　／宮城

　優れた防災教育を顕彰する2025年度の「ぼうさい甲子園」（1・17防災未来賞）＝毎日新聞社など主催＝の受賞校に選ばれた岩手、宮城両県の学校を紹介する。　◇岩手・崎山中　住民と学びつながる　岩手県宮古市立崎山中が中学生部門の優秀賞に選ばれた。初めての応募で、見事に入賞を果たした。　1年生を対象に、地

とうほく・冬点描

冬の味　今年も上出来　山形・セリ収穫最盛期　／宮城

　春の七草の一つで地域の伝統野菜「堀込せり」の収穫が山形市前明石地区で最盛期を迎えている。　蔵王山系の豊富な地下水を利用して約70年前から栽培されている。シャキシャキとした食感と香りが良いのが特徴だ。　「今年も出来がいい」と語る山口和夫さん（81）の約30アールの農地では、朝から生産者が膝まで水につ

「後発地震注意」中に津波注意報　8日以降震度1以上は計34回

　12日午前11時44分ごろ、北海道と青森、岩手、宮城、秋田の4県で震度4の地震があった。震源地は青森県東方沖で、震源の深さは17キロ。地震の規模を示すマグニチュード（M）は6・9。気象庁は、北海道の太平洋沿岸中部から宮城県にかけて津波注意報を出し、北海道えりも町と青森県の八戸港で20センチの津波を

東北地区は名取北　部員10人の時期も　センバツ21世紀枠候補校

　第98回選抜高校野球大会の「21世紀枠」の各地区候補校9校が12日、発表された。2026年1月30日の選考委員会で2校が選ばれ、一般選考校とともに3月19日に阪神甲子園球場で開幕するセンバツ大会に出場する。　東北地区から選出された名取北（宮城）のプロフィルや推薦理由を紹介する。　◇名取北（東北）　

地震とクマを結びつけるデマ投稿相次ぐ　専門家「冷静に判断を」

　青森県で8日夜に震度6強を観測した地震と、東北地方で深刻なクマ被害とを結びつける投稿が交流サイト（SNS）で相次いでいる。過去の大規模地震でも動物が絡んだデマが広がった。防災心理学の専門家は冷静な対応を呼びかけている。　「冬眠中のクマが地震で起きて出没するのでは」「クマは地震を予知して冬眠しなかっ

とうほく・冬点描

ツリー、サンタ、「午」も輝く　秋田・ガラス工房　／宮城

　クリスマスと新年を前に、秋田市新屋表町の新屋ガラス工房で、クリスマスツリーや来年のえと「午（うま）」をかたどったガラス作品が展示販売されている。　工房は季節に合わせた作品コーナーを設けており、サンタクロースやトナカイ、雪だるまといったクリスマス作品約80点や、馬や縁起物のタイ、鏡餅などの正月作品約

ぼうさい甲子園・受賞校紹介

／上　宮城・玉浦小／岩手・釜石小　／宮城

　優れた防災教育を顕彰する2025年度の「ぼうさい甲子園」（1・17防災未来賞）＝毎日新聞社など主催＝で、岩手、宮城両県の受賞校を2回にわたって紹介する。　◇命の大切さ、学び伝える　宮城・玉浦小　2年連続「大賞」　宮城県岩沼市立玉浦小が小学生部門の「ぼうさい大賞」に選ばれた。昨年は、各部門の大賞の中

寝技で動き封じる　ブラジリアン柔術学ぶ　角田署　／宮城

　宮城県警角田署は9日、同県角田市の同署で署員を対象に「ブラジリアン柔術セミナー」を開いた。ブラジリアン柔術は、ブラジルで発展し実践的な護身術として世界的に普及が進む格闘技。署員20人が、寝技を中心に容疑者制圧の技術を磨いた。　逮捕術訓練の一環。仙台市宮城野区の「SENDAI柔術アカデミー（AXIS

羽生結弦さんの鎮魂の舞　「ノッテ・ステラータ」来年3月に開催へ

　フィギュアスケート男子でオリンピック2連覇を果たしたプロスケーター、羽生結弦さん（31）が座長を務め、東日本大震災の被災地から希望を発信するアイスショー「羽生結弦　notte　stellata（ノッテ・ステラータ）2026」の概要が11日、主催者から発表された。2023年から4年連続の開催。宮城県